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京都五条通、リノベビルで人の流れが変わった

調査(不動産投資)/都市・マーケット ニュース

2015/10/26 配信

五条通
五条通。片側4車線の広い通りではあるが、以前はそれほど人通りはなかった。京都駅からも繁華街四条からもそれほど遠くはないのだが

片側4車線、幹線道路ではあるものの、歩く人の姿を見ることの少なかった五条通が変わり始めている。そのきっかけになったのがビルのリノベーション。最初に行われたのは事務機のウエダビル。

事務機のウエダビル
鴨川から歩いて数分のところにある事務機のウエダビル

1968年に建てられたレトロな雰囲気のビルがリノベーションされたのは2011年。デザイン系のオフィス、SOHO、書店などが入り、あの五条に?という驚きの声もあった。

エントランス
エントランス。この空間自体はさほど手が入っているようではない
建物内
建物内。シンプルな明るい空間

といっても奇をてらったリノベーションが行われたわけではなく、内装は実にシンプル。最初に話題になったのは1階に入ったハコブキッチンなるカフェ。続いて3階に地元では評判の高い食器店、京都やまほんが入居。わざわざ歩いてくる人を増やした。

休憩スペース
各フロアにちょっとした応接、休憩用のスペースが設けられている

3階には他にも個性的な店舗が入っている。2013年にオープンしたのは建築を中心にデザイン、クラフトなどに関

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