比較査定サイト「スマイスター」を運営するシースタイル(東京都中央区)は、住宅購入後に転勤となった20代以上の男女を対象に「マイホームの活用方法」について調べたところ、持ち家転勤者の4割が現金化につなげていることがわかった。
調査によると、転勤辞令後のマイホームは「家族が居住」が54%と半数以上を占めたほか、賃貸(23%)、売却(12%)、空き家(6%)、社内借り上げ(5%)となっており、持ち家を活用して収入を得た人は40%に上った。
売却については、10年未満の物件が7%にとどまるものの、10年を超えると26.7%と一気に3倍程度まで急増する。
賃貸化は5年以内での活用が多く、1年未満(42.9%)と3~5年(41.2%)に集中。その背景として、5年以内に売却すると短期譲渡所得となり、長期と比べて所得税・住民税の税率が倍近くになることから5年内は賃貸活用が目立っていると分析している。
健美家編集部