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競売市場、強気の入札に陰りの兆しも個人投資家は存在感放つ

調査(不動産投資)/都市・マーケット ニュース

2017/07/29 配信

不動産の競売情報を手掛けるエステートタイムズ(東京都豊島区)は2017年上期(1~6月)の不動産競売統計(期間入札)をまとめた。

それによると、1都3県(東京都・神奈川県・埼玉県・千葉県)の競売物件は、高い落札率と落札価格の高止まりが続いているが、マンション入札数の増加と落札価格の上昇傾向は緩やかに落ち着きを見せていると発表した。

出典:エステートタイムズ
出典:エステートタイムズ

期間入札の物件数は2010年から減少し続けている。上期1都3県を合算した物件数は前年同時期に比べて7%減少した。都県別で見ると、埼玉県は14%、東京都が9%とそれぞれ減少したという。神奈川県と千葉県は1年前とはほぼ変わらず、2016年下期との比較では増加している。

1都3県以外の首都圏は、茨城県が昨年とほぼ同数であり、栃木県、群馬県、山梨県は20~25%減っている。

埼玉県では競売市場修正減価率が見直され、さいたま地裁本庁・川越支部・熊谷支部で落札率が落ち込んだ。

その一方で、他の都県はほとんどの本庁・支部で再び落札率が上昇に転じ始めた。東京地裁本庁は、ほぼ全ての物件が落札となっており、入札のなかった2物件も特別売却によって売却された。

また落札

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