日本の民泊市場に中国が本格進出する。中国最大級の民泊プラットフォーム「途家(トゥージア)」を運営する途家グループは8月2日、楽天グループで民泊事業を手掛ける楽天LIFUL STAYと業務提携した。
楽天LIFUL STAYは、開設予定の民泊サイト「Vacation Stay(仮称)」に掲載する国内の民泊向け物件を途家に供給する。
民家に旅行者が有償で宿泊できる「住宅宿泊事業法」(民泊法)が6月9日に成立したことと、東京オリンピックが控えていることで民泊ビジネスが拡大すると見込んでの進出だ。
来日した途家オンライン情報技術(北京)有限公司の楊昌楽(ヤン・チャンルー)COOは、「日本とは距離的に近いだけでなく、自然が楽しめて、グルメが楽しめるなど独自の文化を持っている」ことで中国人観光客の訪日がこれからも続くと分析する。
「(当社の)海外戦略としては現地パートナーと提携しながらオープンなプラットフォームを目指す。楽天グループとの提携はその一つだ」と説明した。
途家は2011年に北京で
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