CBREが、「CBRE投資家意識調査2018」の結果に基づき、日本の投資市場についてまとめたレポートを発表。
それによると、国内投資家の投資意欲は引き続き高いものの、やや慎重な姿勢や、新たな投資先を模索する動きがうかがえる。
その一方で、アジア太平洋地域を投資対象とする海外投資家は、魅力的な都市として、1位に東京、7位に日本の地方都市を選択。2018年は、海外投資家からの日本に対する関心がさらに高まることが予想される結果となった。
●日本の投資家は売却意欲が増加した一方、取得意欲はやや低下
レポートによると、日本国内の投資家のうち、2017年と同じ額を取得すると回答した投資家は63%で、前年の58%から5ポイント増加。一方、2017年の取得額より増加すると回答した投資家は29%で、前年の38%から9ポイント減少となった。
これらを合わせると、全体としては依然、9割以上の投資家が、前年同等以上の投資を想定しているという結果に。とはいえ、こちらも前年の96%からは5ポイント減少。取得意欲はやや減退傾向と言えそうだ。
一方で、売却意欲は高まっている。前年と同じ額を売却すると答えた投資家は62%と、前年よ
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