• 収益物件掲載募集
  • 不動産投資セミナー掲載募集
  • 収益物件 売却査定

3,046アクセス

台湾マネー再び東京・大阪に集中。対日不動産投資に強気の見方変わらず

調査/都市・マーケット ニュース

健美家不動産投資ニュース

訪日客の増加と足並みをそろえるように不動産投資市場にもインバウンドマネーが押し寄せてきた。

シービーアールイーの「投資家意識調査2018」によると、日本を魅力的な投資先として選んだ海外投資家は、アジア系が最も多く、全体の59%を占めている。その理由として彼らは、東京を中心とした大都市に投資適格物件が豊富なことを挙げている。

DSCN0746
海外投資家は東京都心が人気だ。(写真は銀座・数寄屋橋交差点)

東京オリンピック・パラリンピックの開催が決まって多くの台湾マネーが流入し、都内のマンションや商業用店舗などを買い付けたことが話題になった。その過熱感に落ち着きが見られるようになったものの、台湾人の対日不動産投資に対する意欲はなお健在だ。

台湾の仲介最大手、信義グループ。JR新宿駅の南口から徒歩3分ほどのところに日本法人、信義房屋不動産を構えて台湾人の対日投資の窓口となっている。

台湾人の投資タイプは2種類あるという。最初から投資・運用目的で購入するタイプと、子どもの留学を機に実需として購入したあとに投資に切り替えるタイプである。

日本法人の何偉宏社長は、「東京都心エリアのマンションを買い求める傾向に変りはないが、今年の特徴として都心の億ション需要が増えている。それに加えて、最近は商業ビルの保有ニーズが高まっている。飲食店がテナントのビルやホテルに対する需要は強い」と話す。

日本の不動産価格は高騰しているが、賃料水準も引き上がっており、特に東京は人口の流入が続いていることで東京オリンピックが終わった後の不動産市場の総崩れはないと見ている。

大阪で2025年の万博誘致の動きもあることから「東京と大阪に投資資金を振り向ける台湾人が多い」(何社長)。

大阪は、東京に比べて不動産価格が安いことで利回り重視の傾向が強いという。同社では、2年前に大阪支店を設けて近畿圏の需要獲得に動いており、今年の全取引に占める大阪支店の割合は、前年の倍の2割ほどを占める見込みだ。香港からの需要を喚起する動きにも力を入れているという。

こうした日本市場への強気の見方は、別の台湾大手の動向でも感じ取れる。これまで海外展開に注力していなかった仲介大手の台湾房屋が、対日不動産投資の支援ビジネスを強化している。不動産情報サイトの運営会社と提携して台湾人向けに物件仲介を始めた。

台湾房屋では、「台湾人の資本家は運用資金の一部を日本の資産に置き換えてきている。少なくとも1億円以上の物件を購入している」として、利回りと安定稼働の双方を求めて東京都心5区(千代田・中央区・港区・新宿区・渋谷区)の中古物件に加え、大阪と京都をターゲットにしているとみている。

グランフロント大阪
利回りを求めて大阪に投資する動きも活発だ。(写真はグランフロント)

ただ、台湾人には、日本だけでなくアメリカやカナダ、オーストラリア、ニュージーランドも不動産投資先として人気だ。足元では、米中貿易戦争の様相を呈していることから、米国に予定していた資金を日本に切り替える動きがある。逆に言えば、日本の不動産投資マーケットが変調を来した場合、資金を引き揚げて別の国に投資することも考えられる。

投資マネーの逃げ足は速い。特に台湾人は、中国との関係が不安定な中、国際情勢に敏感である。こうした海外投資家の動向を注視しておくのも、リスクヘッジの一つであろう。

健美家編集部

健美家サイト会員登録で最新コラムやニュースをチェック!

不動産投資ニュースのライターさんを募集します。詳しくはこちら


ニュースリリースについて

編集部宛てのニュースリリースは、以下のメールアドレスで受け付けています。
press@kenbiya.com
※ 送付いただいたニュースリリースに関しては、取材や掲載を保証するものではございません。あらかじめご了承ください。

最新の不動産投資ニュース

ページの
トップへ