都市の力が投資マネーを引き付ける。日本に限らず、世界で名だたる都市は、都市力をアップして企業や観光客、留学生を引き付け、それか投資の好機へとつながっていく。
その各国の都市力を計る指標はいくつかあるが、毎年この時期の発表が恒例となった森記念財団都市戦略研究所(竹中平蔵所長)の「世界の都市総合ランキング(Global Power City Index、GPCI)」が10月18日に発表された。今年で11回目を迎えるもので、世界44都市を6分野70の指標で評価した。
その総合ランキングを見ると、トップはロンドン、2位にニューヨーク、3位が東京。東京は2016年にパリを抜いて3位に浮上し、3年連続で同順位を維持する格好となった。
1位、2位とのポイント差は拡大する一方、4位のパリが追い上げており、2年後にオリンピック・パラリンピックの開催を控えるものの、東京の都市力は足踏み状態である。
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