株式会社リクルート住まいカンパニーが発行する『都心に住む by SUUMO』は、1月号で、「『半投半住』で資産形成 売れる家・貸せる家」を特集。
近年、特に都心部において、買った家に一生住み続けることが前提ではなく、「将来的に買い替える(売却する)可能性を考えて、物件の『資産価値』を重視する購入検討者が増えている」という。同誌編集長・江原亜弥美さんに話を聞いた。
●買い替えや買い増しなど、住宅を複数回購入している人が多い
「住宅は一生に一度の大きな買い物」。そんな言い回しを何度となく耳にしてきた。家を買ったら一生住み続けるもの。かつてはそれが当たり前だった。
しかし今、特に都心部において、それは過去のものとなりつつある。
リクルート住まいカンパニーの「新築マンション契約者動向調査」によると、調査した購入者のうち、今回の購入が2回目以上であると答えた人の割合は、都心6区では41%にも上った。3回目以上と答えた人も2割近く存在し、多くの人が買い替えや買い増しを経験していることになる。
「ライフスタイルが多様化するにつれて、住まい観も多様化しています。特に都心部では、一生同じ家に住む(永住する)という思
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