不動産の売り時感が強まっている。不動産会社や不動産の業界団体が直近で独自アンケート調査した結果、そうしたトレンドが浮き彫りとなっている。
不動産投資家向けの物件を数多く手掛ける野村不動産アーバンネットは2月1日、自社で運営する情報サイト「ノムコム」の会員を対象に「住宅購入に関する意識調査」の結果をまとめたところ、「売り時だと思う」(22.1%)と「どちらかと言えば売り時だと思う」(54.8%)を合わせると、不動産の売却意向が76.9%と8割近くに達した。
同社では、年2 回(1月・7月)同調査を実施している。売り時だと思う主な理由は、「不動産価格が上がったため」(52.5%)が半数を超えている(前回調査比0.5ポイント増)。「今なら好条件での売却ができるから」(48.2%)が次いで多かった。
買い時感については、「買い時だと思う」(8.7%)と「どちらかと言えば買い時だと思う」(29.2%)を合わせて 37.9%となり、前回調査に比べて0.1 ポイント減少した。「買い時だと思わない」の回答は 42.3%(同 1.5 ポイント増)を占めている。
買い時の理由としては
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