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「郊外でも良い」「駅から遠い物件でも良い」…コロナで大きく変わった住まい選び

調査/都市・マーケット ニュース

2020/07/12 配信

コロナ禍によって、私たちの住まい選びが大きく変わろうとしている。このほど株式会社すむたす(東京都目黒区、代表:角 高広、以下「すむたす」)が実施した住まい選びに関する意識調査でも、コロナの影響で
「引越しやリフォームを前向きに考えるようになった」
「引越し先として、郊外の物件や駅から遠い物件への関心が高まった」
そんな今までになかった声が出てきており、人々の変化が浮き彫りとなっている。

【調査概要】
コロナ禍における「住まい選び」に関する意識調査
・調査方法:インターネットによる全国調査
・調査期間:2020年6月8日〜6月15日
・調査対象:20代〜60代の男女516名
コロナで生まれた住まい選びの変化。駅から遠い郊外物件が見直される時代がやってきた?

コロナの影響で住まいへの考え方に変化があった人は約3割。特にテレワーク経験者では約半数にも

今回の調査では、合計6つの設問に516名が回答したものを集計。最初の設問では、コロナの影響により「住まい」への考え方にどんな変化があったかを尋ねた。

以下のグラフは上が回答者全体、下はテレワーク経験者限定の結果をまとめたものだが、考え方に何かしらの変化があったと回答した人は全体で28.7%。テレワーク経験者では、約半数の48%という高率となった。

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具体的な変化の内容を見てみると、1位は「快適な住環境づくり(インテリア購入、部屋の模様替え、断捨離、DIYやリノベなど)」、2位は「都心の物件に高い費用をかけるより、郊外で広くて住みやすい物件に惹かれるようになった」、3位は「テレワーク前提で物件を選ぶようになった」と続く。
中には「定住に対するこだわりがなくなり、複数拠点で生活することを検討したい」という回答もあり、テレワークという働き方の変化が住まい選びに大きな影響を及ぼしていると言えるだろう。

コロナの影響で既に引越し済み、もしく予定・検討している人は約2割、「リノベーション予定」も1割弱

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次に、コロナの影響による引越し予定について聞いた設問では、7割以上の人が予定なしと回答しているものの、「既に引越し済み」に加えて予定・検討も合わせると、引越し意欲のある人が16.9%となり、決して少なくない人数となっている。
また、リフォームやリノベーションについて計画している人が6.8%と、住まいへの意識変化を実際に行動へ移し始めている人もいるようだ。

今後の引越し先は「郊外でも良い」人が約半数も。
都市部在住者でも約3割が郊外を支持

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次の引越し先として、郊外が選択肢に入るかどうかを聞いた設問では、約半数(48.4%)の人が「次は郊外でも良い」と回答。「都市部が良い」と答えた人(37.6%)を大きく上回る結果となった。

中でも「現在、都市部に住んでいるが、次に住む家は郊外でも良い」と答えた人は11.8%と、「現在、郊外に住んでいるが、次に住む家は都市部が良い」と答えた人の9.5%をわずかながら超えており、郊外志向への変化を感じ取ることができる。

「駅から遠い物件でも良い」が約3割。
約1割は駅近から、遠い物件へ住み替えOKと回答

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次に、「駅から徒歩10分以内」の物件を駅近物件と定義した場合、駅から遠い物件に住んでも良いかを聞いたところ、28.5%が「駅から遠い物件でも良い」と回答。駅近物件を希望する人(57.8%)に比べると数としては半分くらいだが、「現在、駅近物件に住んでいるが、次に住む家は駅から遠くても良い」と答えた人も9.3%おり、必ずしも駅近でなくても一定の住み替えニーズはあることがわかる。

テレワーク前提で物件を選ぶ人は
「郊外でも良い」と考える人が8割以上にも

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さらに今後の居住エリアについて、テレワーク前提で物件を選ぶようになった人に絞って聞いたところ、「現在、都市部に住んでいるが、次に住む家は郊外でも良い」と回答した人が約7割(67.7%)にも上った。

「現在、郊外に住んでおり、次に住む家も郊外でも良い」と答えた人(12.9%)も合わせると合計8割(80.6%)を超える結果となり、今後テレワークがより広まってくれば、郊外でも良いと考える人はますます増えてくると予想される。

コロナで「住まい」への考え方に変化があった人は、
価格より広さを重視

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最後の設問では、それぞれが住まいで重視するものを聞いたところ、下記のグラフの通り1位が「周辺環境」(59.3%)、2位が「間取り」(48.1%)、3位が「価格」(43%)という結果に。
さらに下記グラフは、コロナで住まい選びの考え方に何らかの変化があった人だけを対象とした回答結果だが、1位の「周辺環境」(64.9%)と2位「間取り」(50%)の順位は変わらないものの、3位には「広さ」(38.5%)が入り、4位の「価格」(29.1%)を上回っている。

また、「通勤・通学における手段や所要時間」と答えた人が5.4%と、全体の16.1%に比べてかなり少なくなっており、移動の便利さよりも住まいの環境や広さなどを優先する姿が浮かび上がってくる。

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これからの家選びは、
「会社ファースト」から「生活ファースト」へ

コロナ禍のステイホームやテレワークは、私たちが家で過ごす時間を改めて見直し、より快適な住環境へ意識を向けるきっかけとなった。移動の利便性を優先する「会社ファースト」から、住環境を優先する「生活ファースト」へ。今回の調査は、そんな住まい選びにおける変化の兆しを確かに感じ取れるものと言えるだろう。

一度テレワークの快適さを経験した人が元のスタイルに戻ることは考えにくく、これは一過性の現象というよりは、今後もその変化はますます加速していくと考えられる。
不動産オーナーの中にはこうした変化を敏感にとらえて、たとえば郊外にある広めの戸建て物件に着目したり、今の所有物件をテレワーク向きの間取りにリフォームしたりなど、いち早く新しいニーズを取り込むべく動いている人もいるようだ。
これを機に、もしかすると今までの不人気物件が一転、お宝として輝きだす可能性もある。不動産投資の物件選びにも今、変化が求められている。

取材・文 ハウスロープのりこ

【プロフィール】 IT系企業に勤めながら、ライター業や不動産賃貸、民泊など副業にも精を出す兼業OL。勢いで買って失敗した1棟目を運よく売却に成功し、現在はアパート2棟(14室)をほぼ満室運営中。

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