コロナの影響で、住居確保給付金の申請数は、前年同期比で90倍に及ぶ。より家賃の安い賃貸住宅に引っ越す動きが見られる。生活費も不測の事態に備えて、節約傾向に。
そこで目を向けたいのが、「物価の安い街ランキング」だ。トップ10のなんと半数を足立区がしめる。このエリアに詳しい不動産のプロも、健美家コラムで「コロナ禍で、城北エリアはむしろ追い風」と書いている。ランキングには、どんな街がランクインしているのか、見ていこう。
家賃の支払いに困る人が急増し、
先行き不安から、節約傾向に拍車
NHKが独自に行った調査では、コロナの感染者数が多い上位10の都道府県のうち、人口の多い東京23区や政令指定都市など36の区や市にアンケートを行った。
その結果、今年4~7月までの住居確保給付金の申請件数は計4万9266件で、前年の同じ時期のおよそ90倍に上っていたことが分かった。住居確保給付金は、経済的に困窮し、住居を失った人や失うおそれがある人に対して、家賃相当額が各自治体から直接家主に給付
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