リクルート住まいカンパニーが恒例の「みんなが選んだ住みたい街ランキング」の2015年版を発表した。これは関東(東京都・神奈川県・埼玉県・千葉県・茨城県)に居住している20代〜40代の3000人を対象に実施した調査結果によるもので、1位は毎度おなじみの吉祥寺。続く2位恵比寿、3位横浜あたりは言ってみれば常連である。
■利便性を重視する人が増える傾向に
こうした調査では情報量の多さが人気を左右する。具体的にはテレビや雑誌などのメディアで取り上げられる回数が多い街が上位に来るというわけで、これは日本全国で見た場合、京都や沖縄が住みたい街に上がってくるのと同様だ。
それを考えると、こうしたランキングで見るべき点は常連以外の街としてどこが入ってきているか、どう変化したかということになる。今回でいえば、大きくジャンプアップしたのが目黒。そして上位10位までを見てみると、半数を山手線の駅が占めていることに注目をしたい。
この傾向はここ2年ほど続いているもので、ここからは以下の2点が読み取れる。
@新宿や池袋のように従来住む街としてあまり認識されていなかった街が評価されるようになっていること。
A山手線沿線という
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