事業を通して社会課題解決に取り組む、株式会社LIFULL(ライフル)が運営する“住まいの本当と今”を伝える情報サイト「LIFULL HOME’S PRESS(ライフルホームズプレス)」は、延伸開業する福岡市地下鉄七隈線が沿線の中古マンションおよび中古一戸建ての価格相場、家賃相場にどのような影響を及ぼしているか、調査を実施した。
■“通勤・通学は30分圏内が当たり前”の福岡で最大14分短縮がもたらす住まい選びへの影響
七隈線は、2005年に福岡市西南部の鉄道空白地帯と中心部の天神南駅を結ぶ地下鉄路線として開業したが、博多駅へは終点の天神南駅から天神地下街を約600m歩いて空港線に乗り換える必要があり、地下街を「乗り換えダッシュ」する光景もよく見られ、博多へのアクセスはよいとは言えなかった。
3月27日の延伸開業で博多駅までダイレクトにアクセス可能となり、七隈線各駅から博多駅までの所要時間※1は最大で14分短くなった。
通勤・通学は30分圏内が当たり前とされる福岡圏域※2において、交通利便性が高まりで居住ニーズも高まることが想定されることから、直近1年の七隈線沿線の中古マンション・一戸建ての相場、
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