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23区の通勤者分布、首都圏各地の通勤先分布から投資エリアを考える

調査(不動産投資)/都市・マーケット ニュース

2015/01/25 配信

新宿区に通勤している人の分布
首都圏のどのエリアから新宿に通勤しているのかを表した図。中央線沿線など西側エリアが中心になっていることが分かる

住宅を探す際に大きな条件になるのが通勤の便。新宿勤務だとしたら多くの人は新宿に乗り換えなしで行ける沿線から探し始める。

具体的にはJR中央線、東京メトロ東西線や同丸ノ内線、東京メトロ新宿線などが候補に挙がるはずで、実際、埼玉大学の谷謙二教授が作った「 東京都各区への通勤者分布( 2010 年 )ぱらぱら地図 」を見ると上記で挙げた沿線からの通勤者が多いことが分かる。

戸田市の例
戸田市に住んでいる人はどこに通勤しているかを表した地図。必ずしも都心にばかり通勤しているわけではないことが分かる

ところが、都心を離れるに従い、都心に通勤する人は減ってくる。

上記は同じく、谷先生が作成した「 関東地区各市区町村からの勤務先比率( 2010年 ) 」で、そのうち、埼玉県戸田市に住む人がどこに通勤しているかを表したもの。
都心勤務も少なくはないものの、その手前、板橋区や練馬区などに通勤する人がかなりの数いることが分かる。

いすみ市からの通勤先
いすみ市であれば都心へは向かわず周辺部に通勤している人が大半

さらに遠くなると都心ではなく、近

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