さる4月28日に、不動産評価Webサイト「TAS-MAP」を運営する株式会社タスによる「賃貸住宅市場レポート 首都圏・関西圏・中京圏・福岡県版 2016年4月」が発表された。
不動産投資ブームと言われる中、多くのユーザーが不動産市況の将来をシビアに見ていることがよくわかる。
以下、「将来の不動産市況見通しは悲観的~TAS-MAPユーザーアンケート2016年2月結果より~」、「2016年2月期 1都3県賃貸住宅指標(空室率TVI(タス空室インデックス)、募集期間、更新確率、中途解約確率)」および「2016年2月期関西圏・中京圏・福岡県賃貸住宅指標(空室率TVI(タス空室インデックス)、募集期間、更新確率、中途解約確率)」より抜粋する。
■将来の不動産市況見通しは悲観的
TAS-MAPユーザーアンケート(2016年2月結果)によると、将来の不動産市況への見通しでは、全ての地域において、売買市場・賃貸市場ともに悲観的な見方が大勢を占める結果となった。
現況については、不動産売買市場では首都圏のみ市場の好調さを示しているが、将来の見通しを見ると、特に首都圏の落ち込みが大きく、「市況のピークが近いのではな
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