健美家では、登録会員を対象にした「不動産投資に関する意識調査」を定期的行っている。第12回の調査も11月に公表しているが、その内容について改めて分析してみた。
「物件価格は下降傾向」「融資は厳しくなった」というマイナス回答が目に付く一方で、「物件を積極的に探している」という人は全体の6割近くに上り、意欲の高さもうかがわせる結果となっている。
●調査対象の6割弱が会社員、自己資金500万円未満の人も約25%
意識調査の回答者のプロフィールを見てみると、男女比では男性87.3%と圧倒的に男性が多い。年齢では一番のボリュームゾーンは45歳から55歳未満までで42.4%。
40歳から60歳未満で全体の7割近くを占めている。さらに、職業では会社員が57.2%と多数を占め、次点の不動産経営や自営業、会社役員などを圧倒している。自己資金も500万円以下という人が最も多く24.4%を占め、会社員として働きながら、可能な範囲で投資を行っている人が多いようだ。
●投資用不動産価格は、1年後に「下降している」との予想が54.9%
投資用不動産の市況についての質問では、現在の不動産価格は1年前と比べて「上昇している」と答
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