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不動産投資家アンケート、7割がコロナ危惧も購入には前向き。「コロナ後」の買い時にらみ。

調査/健美家レポート ニュース

2020/05/27 配信

健美家登録会員を対象にして、年2回のペースで行われている「不動産投資に関する意識調査」について、第13回の結果が発表された。

GW頃に行われた今回の調査では、コロナの影響を心配する声も多くみられたものの、新たな投資については、引き続き前向きな回答が多かった。不動産投資家が今後の市況をどう見ているのか、アンケート結果を分析してみよう。

「新型コロナウイルス感染症の影響」は
73.0%が「気になる」

緊急事態宣言の解除が進み、「ポストコロナ」に期待と不安が入り混じる現状のなか、不動産投資についても、実に全体の73%の人が、今後の不動産投資環境について、「新型コロナウイルス感染症の影響」が気になると回答。

「新型コロナウイルス感染症」「緊急事態宣言」についての対応では、「情報収集/発信を増やしている」が44.1%と4割を越え、「入居者や管理会社とコミュニケーションを増やしている」のも19.6%と2割近くになった。

一方で、実際に「賃料減額や猶予の打診を受けた」のは7.0%、「賃料の支払いについて減額や猶予をした」のは4.9%にとどまり、「特に何も対応していない」と回答した人も全体の約45%に上った。調査の行われたGW頃の時点では、コロナの影響が不動産投資家に大きな負担としてのしかかっている、という状況には至ってないようだ。

<グラフ>
Q.今後の不動産投資を取り巻く環境で、気になることは何ですか?

73.0%が「新型コロナウイルスの影響」気になる
73.0%が「新型コロナウイルスの影響」気になる

<グラフ>
Q.「新型コロナウイルス感染症」「緊急事態宣言」に関連して、現時点で取られている対応などはありますか

コロナで「情報収集/発信を増やしている」44.1% 「賃料減額や猶予の打診を受けた」のは7.0%
コロナで「情報収集/発信を増やしている」44.1% 「賃料減額や猶予の打診を受けた」のは7.0%

投資用不動産価格は、「上昇」回答が減少
横ばいから「下降」傾向へ

現在の不動産価格が1年前と比べてどうなっているかという質問に対しては、前回調査(2019年10月)には30.9%だった「価格が上昇している」という回答が21.5ポイント減少し、9.4%に。

逆に「価格は下降している」という回答が11.4ポイント増の44.7%、「変動はない」という回答は前回比10.1ポイントの増加で45.9%となった。半年前の結果と見比べてみると、横ばいから下降傾向へと、その比率は大きく変化したと言える。

<グラフ>
Q 現在の投資用不動産の価格について、1年前と比べるとどう感じていますか

「価格が上昇している」は前回より約20ポイント減少 「下降している」「変動はない」はともに約10ポイント増加
「価格が上昇している」は前回より約20ポイント減少 「下降している」「変動はない」はともに約10ポイント増加

コロナ収束後の「買い時」を
見極めようとする傾向が多くみられる

さらに、「現在、投資用不動産は買い時か、売り時か」という質問に対しては、「売り時」回答は、前年調査(2019年4月)比で、17.1ポイント減少し、9.0%となった。逆に「どちらとも言えない」回答は14.2ポイント増加し64.0%に。「買い時」回答は、2.9ポイントの微増にとどまった。

<グラフ>
Q 現在、投資用不動産は買い時だと思いますか、売り時だと思いますか(経年変化)

「売り時」は前回調査より約17ポイント減少 「どちらともいえない」が約14ポイント増加
「売り時」は前回調査より約17ポイント減少 「どちらともいえない」が約14ポイント増加

それぞれの回答者に質問を重ねると、「売り時」と回答した方の68%が、その理由について、「これから価格が下がりそうだから」と回答。

「買い時」と回答した方も、64%が「価格が下がっているから」と理由付けしている。価格の下降傾向を受けて、「売り」「買い」を進めた人も少なくはなさそうだ。

一方で、「どちらともいえない」と回答した人について理由を尋ねると、「景気の先行きが見えないから」が49.6%でトップ。前年調査(2019年4月)の24.6%から、25.0ポイントの大幅増となった。例年トップだった「物件次第」は48.5%で、前年59.6%から、11.1ポイントの減少。

フリーコメントでも、「コロナ騒動の影響がまだ顕在化していないから」「コロナショック後の景気減速が今よりも鮮明になって来た時に本当の買い場が来ると思うから」など、コロナのその後を注視している様子がうかがえる結果となった。

融資環境については、
引き続き「自己資金」等が課題に

物件購入の際の融資環境についての質問では、前回同様、「自己資金が増えた」という回答が34.2%でトップ。「今までの条件では融資されにくくなった」とする回答も19.5%と、傾向は変わらず。「状況は変わってない」とする回答も24%は存在したものの、簡単に融資が通るという状況ではなさそうだ。

ちなみに、前回調査(2019年10月)と比較すると、自己資金の割合について、2割必要であるという回答が13.9ポイント増加し、17.1%になった。1割以上も7.6ポイントの増加となり、必要なし(フルローン以上)は、5.7ポイント減少し、29.6%と初の20%台に。これまで以上に堅実な運用が求められる傾向にあるようだ。

今後の不動産投資については
約7割が前向き

とはいえ、今後の不動産投資については、「積極的に購入に動きたい」「話があれば検討していく」という前向きな回答が、合わせて72.2%に。今期、購入を見送った人の理由第1位が「ほしい物件の価格が合わなかったから(41.9%)」であることを考えても、物件価格が下降傾向にある「コロナ後」において、物件購入に動く人が増えるであろうことは想像に難くない。

健美家編集部

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