総務局統計局の統計によると新成人の人口は123万人で前年比2万人増。内訳は男性は63万人、女性は60万人。新成人人口は2年ぶりの増加となった。
では、関西の新成人人口はどうか?近畿2府4県の新成人人数を調べたところ6,326人の増加であり、全国の増減と同じトレンドであった。ただ増加率は全国平均の1.7%を上回り3.1%となった。
それぞれの内訳は大阪府3,402人増(3.9%増)、兵庫県832人増(1.5%増)、京都府1,102人増(4.2%増)、滋賀県440人増(3.0%増)、奈良県299人増(2.1%増)、和歌山県252人増(2.6%増)と1.5%~4.2%の幅で増加。京都府が一番の増加率を示した。
近畿圏で二番目に増加率の高い大阪府は、兵庫県などと比べで都市部エリアの割合が大きい。反面、近畿圏において最低の増加率となっている兵庫県は、南北に長く北側は日本海に接しており郊外エリアが広い。ところがこれは京都府も同じだ。
ではなぜ京都府はこれほど増加率が大きいのかと京都府を京都市とそれ以外のエリアに分けて新成人人口を調べてみた。
京都市の新成人は15,176人で昨年比721人増。これは割合にして
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