東京都は昨年、11月末に平成27年人口等基本集計結果を公表した。これは、総務省統計局より平成28年10月26日に公表された平成27年国勢調査の人口等基本集計結果に基づいて、東京都の人口・世帯・住居等の状況について主要な項目をとりまとめたもの。
国勢調査は国のもっとも基本的で重要な統計調査であり、統計法に基づいて実施される。平成27年10月1日現在で、5年に一度の国勢調査を実施した。調査が始まった大正9年(1920年)から数えて、今回で20回目となる。
なお国勢調査の目的は、国内の人口や世帯の実態を明らかにすることであり、日本国内に住むすべての人と世帯を対象としている。以下、東京が公表した調査結果の概説より抜粋して紹介する。
■東京都の人口は平成22年より約35万人6,000人増加
平成27年国勢調査による東京都の人口は、13,515,271人となり、平成22年と比べ、355,854人(2.70%)の増加となっている。これを男女別にみると、男性6,666,690人(構成比49.33%)に対し、女性は6,848,581人(同50.67%)。人口性比は97.3であり、平成22年を0.7下回っている。
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