総務省は8月4日に住民基本台帳に基づく今年1月1日現在の日本の人口を発表した。日本の人口は1億2384万2701人と、前年に比べて42万8617人減少し、12年連続で減少した。日本の人口は2009年をピークに減少しつづけている。不動産投資をするうえで、人口減少はリスクになると考えられるが、明るい材料もある。
人口が増えている地域が多数あることだ。そこで今回は投資をするうえで気になる人口の増加や減少が著しいエリアに目を向けたい。

東京、神奈川、沖縄、千葉、埼玉の5都県では人口増加!
人口減少が顕著なのは北海道、兵庫、静岡
今回の調査結果で人口が増えている都道府県は、東京、神奈川、沖縄、千葉、埼玉の5つだけである。特に昨年は、コロナの影響で、東京などの感染者が多い首都圏を離れる動きも心配された。しかし住民票の動きをもとにした、住民基本台帳に基づく人口の移動の動きを見ると首都圏では人口が増えているのである。
前年度の調査結果と比較すると、前年度人口が増加したのは東京、
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