国立社会保障・人口問題研究所の「日本の地域別将来推計人口」(平成25年3月推計)を利用、2010年から2040年までの人口で、2040年に人口が増えていると予測される街をピックアップしてみた。これからの投資先選びの参考にしていただきたい。
■東京都
東京では23区内の都心部、郊外部で人口が増える街がある。トップは中央区で、現状、千代田区、港区より湾岸部の割合が多いためと思われる。ちなみに23区で減少率が最も高いのは足立区でマイナス21.3%となっている。東京都平均ではマイナス6.5%である。
中央区 14.4%
稲城市 9.4%
江東区 8.5%
港区 5.2%
三鷹市 1.8%
御蔵島村 1.7%
新宿区 1.6%
東村山市 0.7%
練馬区 0.6%
墨田区 0.6%
■神奈川県
神奈川県では2040年に人口が増えている街はひとつ、川崎(3.5%)だけである。県全体ではマイナス7.8%となっており、横浜市はマイナス6%。最近、リニア新駅で盛り上がっている相模原はマイナス9.3%。もっとも減少が大きいのは箱根町でマイナス47%。ほぼ半減してしまうという予測だ。
■埼玉県
埼玉県では全体でマイナス1
この記事は会員限定です。
会員登録(無料)すると続きをお読みいただけます。
健美家会員のメリット
- 会員限定物件や非公開物件情報が見れる
- 最新のコラムニュース情報がメールで受け取れる