
東日本不動産流通機構(東日本レインズ、田中俊和理事長)は、住宅ストックの首都圏流通動向をまとめた。
それによると、4月の中古マンション成約件数は1年前との比較で4.0%減少し3163件となった。成約価格は、同11.2%の伸びを見せて3245万円となって2013年1月から52カ月連続で前年同月を上回っている。
地域別に見ると、千葉県を除くエリアで成約件数が減っており、東京区部では1322件で13カ月ぶりに前年同月を下回った。多摩は287件(同7.7%減)だった。横浜・川崎市は588件(同4.2%減)となり、4カ月連続で1年前の水準を下回った。神奈川県他は193件(同17.9%減)と8カ月ぶりに落ち込んだ。埼玉県は379件(同11.9%減)、千葉県が8.8%増の394件と3月に続き前年同月を上回った。
一方、単価ベースの成約価格は千葉県を除いて前年比で上昇し、東京区部は55カ月続けて、埼玉県が17カ月連続で前年同月を上回った。
4月は成約件数が4.0%と落ち込んだ。しかし、不動産流通大手によると、2017年度
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