中古マンション価格が値下がりに転じる気配が見えない。
すでに価格は天井を打ったとの声が市場を取り巻くが、新築の供給不足なども受けて住宅購入検討者が新築にはない立地を求めて中古を物色しているのが実態のようだ。
東京カンテイが6月22日に発表した『三大都市圏・主要都市別/中古マンション70 u価格月別推移』がそれを裏付けている。


今年も半年近くが経過する中で、東京都心6区(千代田・中央・港・新宿・渋谷・文京)は坪単価350万円に迫る水準をキープしている。
その平均価格は7336万円で前の月に比べてプラス0.5%、1年前との比較ではプラス2.7%となって直近3カ月で最も大きいプラス幅だった。
大阪市中心部(福島区・天王寺区・北区・西区・浪速区・中央区)でも前月比プラス0.3%と持ち直し3660万円、名古屋市中心部(中区・東区・千種区)も再び上昇に転じ同プラス0.4%で2731万円だった。
三大都市圏の中心部は
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