中古の戸建住宅に買い時感が増してきた。首都圏では本格的な価格調整局面に突入した模様だ。
不動産調査の東京カンテイが7月の中古戸建ての価格動向をまとめたところ、首都圏の価格は、前月に比べてマイナス5.4%の2926万円となり、7カ月ぶりに3000万円台を割り込んだ。
東京都は、前月比12.5%と大幅に落ち込み5430万円だった。神奈川県は、3195万円(同マイナス1.5%)で4カ月連続の下落となった。千葉県も同マイナス8.7%と続落し、1758万円だった。埼玉県(2267万円=プラス1.7%)が反転上昇したのみだった。
主要都市別で見ると、東京23区は前月比マイナス10.3%の8708万円、都下は3695万円(同マイナス11.4%)、横浜市も4042万円(同マイナス8.1%)と反転下落となった。千葉市は、2291万円で5.4%のマイナス。
ただ、川崎市は24.9%の大幅上昇の5560万円と4カ月ぶりに反転し、相模原市も2613万円(同プラス4.2%)と反転した。さいたま市は3310万円(同プラス1.1%)だった。
7月は川崎市など一部の地域を除き下落幅が大きいのが特徴だ。
...この記事は会員限定です。
会員登録(無料)すると続きをお読みいただけます。
健美家会員のメリット
- 会員限定物件や非公開物件情報が見れる
- 最新のコラムニュース情報がメールで受け取れる