コロナ禍でも継続している、中古マンション価格の高騰。とくに東京都23区の高騰率は顕著であり、都心部の中古マンションの資産性の強さを改めて認識させられる状況だ。
マンションナビを運営するマンションリサーチ株式会社は、2016年〜2021年現在までの東京都23区の中古マンションの成約坪単価推移を調査。投資用中古マンション※・実需中古マンション※の価格を区ごとの成約坪単価とその増減率から、23区中古マンションの資産性の強さと地域差を検証している。
※投資用中古マンション:所有者は住んでおらず、賃貸する事で賃料収入を得る為のマンション
※実需中古マンション:所有者が実際に住む為のマンション
■「投資用」中古マンションの価格推移〜「坪単価」と「成長率」の相関が強い
2016年〜2021年の「平均成約坪単価」と「前年比増減率」

上記表は、2016年以降の投資用マンションの「平均成約坪単価」および「前年比増減率」。
マイナス成長を示す赤字も見られるが、その値は小さく、ほとんどがプラス成長であることがわかる。
投資用マンション坪単価と価年間平均坪単価成長率の関係

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