日本国内の空家数は約846万戸(平成30年住宅・土地統計調査)。全住宅に占める空き家の割合(空き家率)は13.55%にも上る。
空き家が増える原因はいくつもあるが、多くの人にとって身近なのが「実家が空き家になった場合」だろう。その扱いについて頭を悩ませている人も少なくないはずだ。
売却する、賃貸に出す、更地にする、そのまま管理する(放置)などさまざまな選択肢があるなか、全体的な傾向はどうなっているのか。この度、そんな「実家」についてのアンケート調査の結果が発表された。
●年代にかかわらず、実家が空き家になったら
「売却する」が過半数
調査によると、実家が空き家になった場合の対応としては、「売却する(48.9%)」と答えた人が圧倒的に多く、全体の半数を占める結果となった。次いで、「そのままにする、空き家のまま管理する(29.0%)」、「賃貸に出す(14.3%)」、「更地にする(7.7%)」と続く。
また、調査前は「若い人ほど所有欲はなく、実家を手放すのでは?」との予想もあったが、実際には年代別の調査でも傾向は変わらなかった。
60代以上を除くすべて年代
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