旭化成建材株式会社「快適空間研究所」は、これまで住まいの温熱環境(あたたかさ・涼しさ)に関する調査を実施し、温熱環境を軸に生活者の意識や満足度に関する情報を発信している。
快適な温熱環境を実現するためには、「断熱」「気密」「換気」などの要素が必要だが、この度、その要素の一つである「換気」について、人々の意識や知識、換気行動の実態、新型コロナウイルス感染拡大前との変化などを調査。結果を公表している。
室内の「空気のきれいさ」「換気」への
関心が高まっている
新型コロナウイルス感染拡大につながる“3密”(密閉・密集・密接 )の、「密閉」を回避する手段として、室内の「換気」や「空気のきれいさ」の重要性が改めて注目されるようになった。
冬の室内環境で最も大切にしていることについても、「室内の空気のきれいさ」が26.2%で2位にランクイン。1位の「室内の温度を暖かく保つとこと」は26.9%と僅差だった。
次に、自宅の「室内の空気のきれいさ」や「室内の換気」への意識はどのように変化したのかについて質問。「新型コロナウイルス感染拡大前と比べて、自宅の室内の空気のきれいさへの関心」が高まった割合(「とても高まった
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