マンションナビを運営するマンションリサーチ株式会社は、中古マンション売却の一括査定サービスを行う中で、中古マンション売出戸数や相場価格などの「定量データ」とともに、ユーザーがどのような理由で中古マンション売却を志向するのかといった「定性データ」の調査をしている。
今回は、投資用中古マンションマーケットが大きい東京23区「定量データ」と「定性データ」の両側面から、コロナ禍での流通数の実態を調査。参考記事では大阪市との比較も行っている。
■【東京23区】投資用中古マンションの売り出し戸数
東京23区の投資用中古マンション売り出し戸数は、新型コロナウイルス感染症蔓延による1度目の緊急事態宣言が発令された2020年4月から減少傾向が顕著に見られた。
しかし、コロナ禍で1年以上、前年同月比でマイナスだった売り出し戸数は、2021年4月より5カ月間連続でプラスに。コロナ禍での比較ではあるものの、売り出し数は増加傾向にあるといえそうだ。
■「売却理由」の推移(抜粋)
東京都23区で投資用中古マンションの売却理由を調査した定性データによると、コロナ前と後で見
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