AI、IoT で不動産のデジタルリノベーションを実現する株式会社ライナフと三菱地所リアルエステートサービス株式会社は、三菱地所リアルが管理する建物の中から 6,688 室を対象に、エントランス用スマートロックの活用による内覧数の変化について効果検証を行った。
■調査背景
賃貸管理物件の鍵の管理方法には、店舗管理と現地管理の大きく2つの方法がある。店舗管理の場合、(1)鍵を受け取るための移動時間、(2)本人確認などの事務手続きが発生し、内覧業務の効率が悪化することから、仲介会社の担当者からは現地管理が好まれる傾向にある。
一方、2016年8月に警視庁組織犯罪対策総務課長から公益社団法人東京都宅地建物取引業協会に宛てられた要請書によると、空き家情報(主に鍵の保管場所や暗証番号など)が流出することにより、空き家が犯罪インフラとして使用されるケースがあることが指摘されており、より厳格な空き家情報の管理が求められている。
昨今のこのような事情から、空き家情報の厳格な管理と内覧効率の向上を同時に満たすソリューションが求められており、ライナフのエントランス用スマートロック「NinjaEntrance」と内覧
...この記事は会員限定です。
会員登録(無料)すると続きをお読みいただけます。
健美家会員のメリット
- 会員限定物件や非公開物件情報が見れる
- 最新のコラムニュース情報がメールで受け取れる