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東京都が地震に関する地域危険度測定調査の結果を発表。

調査(不動産投資)/その他 ニュース

2022/11/09 配信

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5年ごと9回目の
調査結果を発表

東京都は2022年10月17日に「地震に関する地域危険度測定調査(第9回)」の調査結果を公表した。

この調査は東京都震災対策条例に基づくもので、1975年から概ね5年ごとに調査を行っている。

都内の市街化区域に指定されている5,192町丁目について、建物倒壊危険度・火災危険度と左記2つの危険度に「災害時活動困難係数」を加味して算出した総合危険度を測定。

危険度は5つにランク分けされており、ランク1が相対的に最も安全で、最も危険性が高いのはランク5と評価されているエリアだ。

スクリーンショット 2022-11-03 150119
あくまでも相対評価である点には要注意だ。安全性が向上しているエリアが増えていれば、特に変化がないエリアのランクは下がる可能性がある。

※引用:東京都

調査対象エリアの総合危険度について確認できる色分け図は以下の通り。

スクリーンショット 2022-11-03 151032
白抜きになっているエリアでは調査が行われていない。東側になればなるほど危険度は高いような印象だ。

※引用:東京都

全体的な印象としては、西側は危険度が低く東側には危険度の高いエリアが多いように見える。

危険度の高いエリアが目立つのは、大田区の中南部・葛飾区・江戸川区の西部・足立区・台東区・荒川区・江東区などだ。

なお、調査項目の1つである建物倒壊危険度には地盤の強さが加味されており、調査結果を参照すると上記のエリアはそれぞれ地盤もあまり強くないことがわかる。

スクリーンショット 2022-11-03 152339
簡単に説明すると、薄い色のエリアはあまり地盤が強くないと評価されているエリアだ。

※引用:東京都

上記の図に関する色ごとの評価は以下の表の通り。

スクリーンショット 2022-11-03 152702
比較的危険度が低いと評価されているのは、山地・丘陵・台地に分類されているエリアで、それ以外は比較的危険度が高いとされている。軟弱層が深いほど地震の揺れが増幅されるということなので、谷底低地の3や沖積低地(ちゅうせきていち)の4・5などは特に危険度が高いと言えるだろう。

※引用:東京都

地盤分類図を見ると、東側のエリアは地盤もあまり強くないことが見て取れる。

なお、図の真ん中あたりにある紫の帯が目を引くが、これは府中市・調布市・稲城市・多摩市・日野市などに該当する。地図と重ね合わせると、多摩川沿岸のエリアに当たることがわかる。

これらのエリアは沖積低地1に分類されており、形成された年代が新しい地盤になっている。

しかし、地震の増幅率は1.5と比較的低いので、それほど大きな心配をする必要はなさそうだ。実際に、このエリアの総合危険度はそれほど高くない。

続いて火災危険度についてだが、こちらも建物倒壊危険度とほぼ同じ評価になっており、大田区・足立区・葛飾区・台東区・荒川区などの危険度が高い。

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東側のみ抜粋。1番北東(右上)が足立区で、足立区の南部に危険度の高いエリアが密集している。なお、危険度の高いエリアは荒川区や葛飾区の西部にも広がっている状態だ。

※引用:東京都

具体的には、北千住・南千住・町屋の周辺と蒲田の辺りなどが該当する。ちなみに、もう1点目を引くエリアとしては、中野区の大和町や杉並区の阿佐ヶ谷北あたりも火災危険度が高い。

火災危険度の評価については、耐火性の低い建物が密集していて広い道路や公園が少ないエリアほど危険度が高いとされている。

最後に「災害時活動困難係数」についてだが、これは簡単に言うと幅の広い道路が少なく、広い公園も少ないエリアは危険度が高いと評価されている。

地図を見ると、危険度の高いエリアは都内全般に点在しているように見えるが、台東区あたりに危険度の高いエリアが密集している。

不動産価格が値上がりを続ける中では、足立区や葛飾区など都内東部のエリアは目を引く機会も増えている。

しかし、都内東部のエリアには地震による危険度が高いエリアも多いのは事実だ。

災害リスクのリスクヘッジとしてハザードマップの活用は浸透してきているが、投資エリアを選ぶ際には、地震危険度のマップについても同様に活用してみてはどうだろうか。

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取材・文:秦創平(はたそうへい)

https://writing-portfolio.com/

■ 主な経歴

フリーランスライター。
不動産業界歴約12年を経て2019年からフリーランスのwebライターとして活動を開始。営業マン時代にはセミナー講師の経験も多数あり。
国内・海外を問わず不動産投資に関する記事が専門で、現在では毎月数十本単位の記事を執筆中。特にデータを用いた市場分析が得意で、海外マーケットに関するリサーチ記事の執筆も多数請け負っている。

※ 記事の内容は執筆時点での情報を基にしています。投資等のご判断は各個人の責任でお願いします。

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