アセットテクノロジー株式会社は、管理会社を利用している、賃貸用不動産のオーナー111名に対し、不動産オーナーの賃貸用不動産の管理に関する実態調査を実施した。
<調査サマリー>
■調査概要
調査概要:不動産オーナーの賃貸用不動産の管理に関する実態調査
調査方法:IDEATECHが提供するリサーチPR「リサピーR?」の企画によるインターネット調査
調査期間:2023年1月6日〜同年1月7日
有効回答:管理会社を利用している、賃貸用不動産のオーナー111名
※構成比は小数点以下第2位を四捨五入しているため、合計しても必ずしも100とはならない。
■賃貸用不動産オーナーの約7割が、賃貸用不動産の運営管理会社に悩みあり
「Q1.あなたは、賃貸用不動産の運営を管理会社に任せる上で悩み・不満を感じたことがありますか。」(n=111)と質問したところ、「かなりある」が32.5%、「ややある」が36.9%という回答となった。
■具体的な悩みとして「広告費が高い」が50.6%で最多
Q1で「かなりある」「ややある」と回答した人に、「Q2.賃貸用不動産の運営を管理会社に任せる上で、どのような悩み・不満を感じたことがあるか、教えてください。(複数回答)」(n=77)と質問したところ、「広告費が高い」が50.6%、「客付け力が弱い」が46.8%、「管理費が高い」が42.9%という回答となった。
■他にも「営業担当者の連絡が遅すぎる」や「詳細な情報が把握できない」などの不満も
Q2で「わからない/答えられない」と回答した人に、「Q3.Q2で回答した以外に、賃貸用不動産の運営を管理会社に任せる上で感じたことがある悩み・不満があれば、自由に教えてください。(自由回答)」(n=77)と質問したところ、「営業担当者の連絡が遅すぎる」や「詳細な情報が把握できない」など39の回答を得ることができた。
<自由回答・一部抜粋>
・55歳:営業担当者の連絡が遅すぎる。
・35歳:詳細な情報が把握できない。
・54歳:営業の力量の属人化。
・64歳:サブリースは不透明感が拭えない。
・61歳:手数料を往復取るのは業法違反だと思うから消費者の負担が多すぎる。
・37歳:さらに総合力を強化するようにして欲しいと思うのになかなかできない。
・33歳:信用できない言動がたまにある。
・69歳:管理上において、清掃管理全般報告が遅い。
■管理会社・賃貸仲介会社に、約半数が家賃1ヶ月分以上を広告費として支出
「Q4.あなたは、現在どのくらいの広告費を管理会社・賃貸仲介会社に支払っていますか。」(n=111)と質問したところ、「賃料1ヶ月分以下」が29.8%、「賃料1.5ヶ月分」が18.0%、「賃料2ヶ月分」が18.0%という回答となった。
■約8割が、管理会社と入居者をダイレクトにマッチし、広告費・仲介手数料の負担を軽減できる「賃貸管理サービス」に興味あり
「Q5.あなたは、賃貸仲介会社を経由せず管理会社と入居者をダイレクトにマッチすることで、オーナーの広告費と入居者の仲介手数料、どちらの負担も軽減できる賃貸管理サービスに興味はありますか。」(n=111)と質問したところ、「非常に興味がある」が30.7%、「やや興味がある」が48.6%という回答となった。
■興味理由として、「入居者の負担を軽減できるから」が59.1%で最多
Q5で「非常に興味がある」「やや興味がある」と回答した人に、「Q6.賃貸仲介会社を経由せず、管理会社と入居者をダイレクトにマッチする賃貸管理サービスに興味がある理由を教えてください。(複数回答)」(n=88)と質問したところ、「入居者の負担を軽減できるから」が59.1%、「広告費が安くなるから」が52.3%、「入居率の向上に繋がりそうだから」が52.3%という回答となった。
■他にも「トラブル解決が早くなりそう」や「利益率を高めたい」などの理由も
Q6で「わからない/答えられない」以外を回答した人に、「Q7.Q6で回答した以外に、賃貸仲介会社を経由せず、管理会社と入居者をダイレクトにマッチする賃貸管理サービスに興味がある理由があれば、自由に教えてください。」(n=87)と質問したところ、「トラブル解決が早くなりそう」や「利益率を高めたい」など47の回答を得ることができた。
<自由回答・一部抜粋>
・47歳:トラブル解決が早くなりそう、入居者が快適に生活できそう。
・59歳:利益率を高めたい。
・69歳:管理費が安くなりそう。
・50歳:仲介会社からの電話勧誘に悩まされることが無くなるのではないかと思われるから。
・61歳:物件をただ並べるだけでなくもっとよく知って丁寧に管理してほしいので、仲介業者を入れたく無い。
・37歳:安心が出来るサービスがあると良いと思うから使いたいです。
■まとめ
今回は、管理会社を利用している、賃貸用不動産のオーナー111名に対し、不動産オーナーの賃貸用不動産の管理に関する実態調査を実施した。
賃貸用不動産オーナーの約7割が、賃貸用不動産の運営管理会社に悩みを抱えており、具体的な悩みとして「広告費が高い」が50.6%で最多だった。また、約8割が管理会社と入居者をダイレクトにマッチし、広告費・仲介手数料の負担を軽減できる「賃貸管理サービス」に興味を示しており、「入居者の負担軽減」や「広告費が安くなる」という理由が挙がった。
賃貸募集をするにあたり、「広告費」はとても重要な要素であり、空室対策や家賃設定にも影響する。一方で、管理会社によって広告費用は様々であり、不動産オーナーの約半数が家賃1ヶ月分以上を広告費として支出する他、管理会社の対応に対しても悩みの声が多数挙がった。不動産オーナーの抱える広告費をただ削減できるサービスではなく、入居者の負担まで軽減できるサービスであれば入居率向上の効果もあると、不動産オーナーからの期待が今後も高まりそうだ。
■広告費・仲介手数料の負担を軽減できる「ダイレクト賃貸」とは?
ダイレクト賃貸とは、オーナーと入居者をダイレクトにマッチすることで、オーナー様の広告費や入居者様の仲介手数料、どちらの負担も軽減するサービス。お互いにWINWINの関係を構築できるため、入居率の向上に繋がるという。
◎興味のある人はこちらから
※「ダイレクト賃貸」はアセットテクノロジーの商標。
健美家編集部