大東建託株式会社は、過去最大級の居住満足度調査「いい部屋ネット 街の住みここちランキング2022」を総括する<総評レポート>をまとめた。
同調査は、全国1,888市区町村に居住する20歳以上の男女646,245名を対象に居住満足度を調査し、2022年5月発表の「首都圏版」を皮切りに、約1年にわたって全国各地のランキングを発表してきた。今回のレポートでは、市区町村の重要な財源である固定資産税とも関係の深い公示地価と住みここち評価との関係について分析している。
■街の住みここちランキング2022の主なポイント
1.居住満足度には主に8個の因子がある
居住者満足度調査「街の住みここちランキング」で、住んでいる街に関する居住満足度(住みここち)とそれに関連する59の設問の回答を因子分析にかけた。
その結果、居住満足度には、生活利便性、交通利便性、親しみやすさ、静かさ治安、物価家賃、行政サービス、防災、観光自然といった8つの因子があることが分かった。これにより市区町村の因子別の特徴を把握して、居住地の総合評価である居住満足度(住みここち)を向上させるための施策のヒントになる可能性がある。
2.公示地価と居住
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