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コロナ終息後に旅行したい国、1位日本! 「清潔さ」で高評価。地域別では?

調査/ランキング ニュース

2020/10/16 配信

10月1日から入国制限が緩和された。宿泊業業界や航空業界などにとって、旅行目的での入国制限の緩和も待ち遠しい。「コロナ終息後に旅行したい国」として、日本が1位に選ばれたとの調査結果が発表された。

世界で見ると、日本はコロナ感染者が少なく、清潔であることが評価を上げているようだ。コロナ終息後の観光需要について見ていこう。

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10月以降、中長期の在留資格を持つ外国人や、感染が落ち着いている国からのビジネス目的の入国を認めている

(株)日本政策投資銀行と、(公財)日本交通公社が2012年から行っている「アジア・欧米豪訪日外国人旅行者の意向調査」の2020年度版の調査結果が発表された。

調査は韓国、中国、台湾、香港、タイ、シンガポール、マレーシア、インドネシア、アメリカ、オーストラリア、イギリス、フランスの12地域の海外旅行経験者6266人を対象に、6月2〜12日に行われた。

「新型コロナ終息後にまた海外旅行をしたいと思うか?」の問いに「思う」「どちらかといえば思う」と答えた人が82.2%にも及んでいる。コロナ禍においても、多くの人が海外旅行へ強い関心を寄せている。

注目すべきは、観光で訪れたい国・地域として、「日本」と回答した人は45.6%と最も多く、2位の韓国を大きく引き離していることだ。それだけ、日本はコロナ終息後の海外旅行先として人気が高い。

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新型コロナ終息後に観光旅行したい国・地域 ベスト10 出所:(株)日本政策投資銀行・(公財)日本交通公社

日本についで韓国、台湾と上位3位にアジアの国が占め、ついでオーストラリア、タイ、ニュージーランドがつづく。

日本は、他の国や地域と比較して、「買い物」「食事」「治安」などで評価され、なかでも「清潔さ」で高く評価をされた。コロナ禍において、日本は諸外国に比べ、コロナの感染者数を抑えられている。マスクや手洗い、うがいの習慣があり、ほかの国に比べ、衛生意識が高いのだろう。

では、日本国内では、どのエリアが人気なのだろうか? 調査結果によると1番人気は東京で、ついで北海道、関西の順になっている。

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訪日希望者全体における次に訪問したい地域 出所:(株)日本政策投資銀行・(公財)日本交通公社

東京では、2021年に東京五輪が予定されているものの、無観客での開催も考えられ、オリンピックに伴う観光需要は、今のところ、あまり期待できない。

関西では、2025年に大阪・関西万博が予定されている。それに向けて、ますます盛り上がりを見せていくかもしれない。

ちなみに、関西への旅行に期待したいことについては、「リーズナブルな日本食レストランの充実(30.2%)」「文化体験やアクティビティの種類や質の充実、ブラッシュアップ(26.8%)」をおさえて、「衛生面における配慮、清潔さ、消毒などほかの国や地域と比べ、のウイルス対策全般の継続(35.9%)」が最も多く望まれていた。

また、日本はほかの国に比べて、「多言語対応」への評価が低いため、多言語での情報発信も今後の課題となりそうだ。

なお、新型コロナ終息後に、海外旅行をしたい理由としては「リラックスや癒しを得たいから」「海外で体験したいことがある」「海外旅行が好きだから」といった回答が上位をしめていた。

そのほか、「外出自粛などによって溜まったストレスを解消したい」との回答が30%程あった。「行きたい国・地域があるから」との回答も50%程度あり、その国に行きたいと思わせる、確固たる理由がそれぞれにあるようだ。

旅行期間はより長く、予算アップ!
団体ツアー旅行は避け、友人よりも家族で旅へ

コロナ終息後の海外旅行の予算はこれまでの海外旅行よりも、「上がる」と回答している人が多く、滞在期間も「長くなる」と答えた人が多い。コロナ終息後は、海外旅行に、より期間もお金もかける傾向があるようだ。

さらに、コロナは、旅行の形態や同行者についても、変化を及ぼしそうだ。

添乗員が同行して、観光や食事がパッケージになっている「フルパッケージツアー」では、3密になりやすいため、避ける傾向にある。そのかわり、航空券と宿泊施設のみがセットになった「ダイナミックパッケージ」と呼ばれる旅行を選ぶ傾向にある。

「海外旅行に誰と一緒にいくか」の問いには、友人よりも、行動履歴がわかる「配偶者・恋人」「自分の子供」との回答が多くなっていた。

なお、「コロナ終息後、観光目的で訪日するとして、どのような宿泊施設に泊まりたいか?」の問いには、「温泉のある日本旅館」の人気が半数を超え、最も高かったものの、昨年調査に比べ、その割合が低くなっている。行動履歴が不明な人と、温泉を共にしたくないと考える人も少なくないのだろう。

民泊(「現地の人から有料で借りる家・アパート」)についても、昨年の調査結果と比べ、選択率が下がっている。民泊は、清潔感や施設の安全性に、施設ごとに差があり、ホテルや旅館のように、一定以上の対応が必ずしも担保されていないことが影響していると考えられる。

逆に昨年の結果よりも、宿泊先として増加傾向にあるのが、「ホテル」である。清掃が一定の基準で行われるなど、安心感があるのだろう。

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新型コロナ終息後に観光目的で訪日するとして、次はどのような宿泊施設に泊まりたいか 出所:(株)日本政策投資銀行・(公財)日本交通公社

気になるのは、海外旅行検討再開のタイミングであるが、「渡航希望先の安全宣言後」「抗ウイルス薬の開発など、コロナの脅威が消滅してから」「WHOのパンデミック終了宣言後」といった回答が上位を占めた。

調査報告書では、「旅行者数が従前通りに戻るには、相当の時間を要するであろう」としている。

海外旅行が再開されるまで、まだまだ時間がかかるかもしれないが、日本に旅行をしたい外国人旅行者がたくさんいることは、日本経済にとって頼もしい。再び、日本を訪れる外国人旅行者が増え、インバウンド需要が戻ってきてほしいものである。

健美家編集部(協力:高橋洋子)

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