大東建託株式会社は、過去最大級の居住満足度調査を行い、「いい部屋ネット 街の幸福度ランキング２０２２＜関西版＞」「いい部屋ネット 住み続けたい街ランキング２０２２＜関西版＞」として集計し、発表した。
・幸福度の評点は、非常に幸福だと思う場合を１０点、非常に不幸だと思う場合を１点とする１０段階の回答平均を１００点満点にするために１０倍したものです。住み続けたい街の評点は、「ずっと住んでいたい」という設問に対して、そう思う：１００点、どちらかと言えばそう思う：７５点、どちらでもない：５０点、どちらかと言えばそう思わない：２５点、そう思わない：０点とした場合の平均値。
・「街の幸福度ランキング」は、２０１９年～２０２２年の回答を、「住み続けたい街ランキング」は、２０２０年～２０２２年の回答を累積して集計。
・「街の幸福度（駅）ランキング」「住み続けたい街（駅）ランキング」は、駅徒歩１５分以内に居住している回答者が３０名以上の駅を、「街の幸福度（自治体）ランキング」「住み続けたい街（自治体）ランキング」は、回答者５０名以上の自治体を対象として集計。
・近接駅を統合。２つ以上近接駅を統合した場合は、駅名の後にＡ（ａｒｅａ）を付記。
・島本Ａ：水無瀬・島本、浜寺公園Ａ：浜寺駅前・浜寺公園、膳所Ａ：京阪膳所・膳所
・偏差値とは、評点の平均値が５０になるように正規化し、評点の数値が評点の平均値からどの程度隔たっているのかを示したもの。表中の偏差値が同じ場合、小数点２位以下が異なる。
＜総評＞
■街の幸福度（自治体）トップは、大阪府豊能郡豊能町
１位は、京都府と兵庫県の間に位置し、箕面市と茨木市に隣接している大阪府豊能郡豊能町。２位は大阪府三島郡島本町で、「住み続けたい街（自治体）」１位、「街に誇りがある（自治体）」４位、「街に愛着がある（自治体）」５位となっている町。３位は姫路市に隣接している兵庫県神崎郡福崎町で、昨年２８位から大きく順位を上げている。
■住み続けたい街（自治体）トップは、２年連続で大阪府三島郡島本町
１位は２年連続で大阪府三島郡島本町で、「街の幸福度（自治体）」２位、「街に誇りがある（自治体）」４位、「街に愛着がある（自治体）」５位と各ランキングで上位に入っている。２位も２年連続で兵庫県芦屋市で、「街に誇りがある（自治体）」１位、「街に愛着がある（自治体）」２位、「住みここち（自治体）」４位と各ランキングで高評価を得ている。３位は和歌山県伊都郡かつらぎ町で、昨年は累計回答数が５０名未満だったためランキング集計対象外だったが、今年は「街に愛着がある（自治体）」でも９位にランクインしている。
■街の幸福度（駅）トップは、畦野（能勢電鉄妙見線）
１位は兵庫県川西市にある畦野、２位は兵庫県神戸市北区にある神鉄道場。３位は兵庫県西宮市にある阪神国道で、昨年は累計回答数が３０名未満だったためランキング集計対象外だった駅。トップ３は全て兵庫県にある駅で、いずれも偏差値７５以上の高い評価を得ている。
■住み続けたい街（駅）トップは、関大前（阪急千里線）
１位は関大前で、昨年は累計回答数が３０名未満だったためランキング集計対象外だった大阪府吹田市にある駅。２位は神戸市西区にある西神中央で、「街の幸福度（駅）」では２０位となっている。３位は西新町で、昨年は累計回答数が３０名未満だったためランキング集計対象外だった兵庫県明石市にある駅。
街の幸福度（自治体）ランキング＜ＴＯＰ２０＞
●トップ３はいずれも郡部の町。また、トップ１０のうち７自治体が、各府県の郡部の町という結果になっている。
●トップ２０の自治体のうち、「住みここち（自治体）」でもトップ２０に入っている街は７自治体のみとなっている。
●１位と２位の自治体は、偏差値７０台と極めて高い評価、また、３位～２０位までの自治体も偏差値６０台と相対的に高い評価となっている。
街の幸福度（駅）ランキング＜ＴＯＰ２０＞
●トップ３の駅は、全て兵庫県にある駅という結果になっている。また、１位～１６位までの駅は、兵庫県と大阪府の駅が占める結果となっている。
●トップ１０に入っている駅で「住みここち（駅）」でもトップ１０に入っている駅は、４位の彩都西１駅のみとなっている。
●１位～１３位の駅は、偏差値７０台と極めて高い評価、また、１４位～２０位までの駅も偏差値６０台と相対的に高い評価となっている。
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住み続けたい街（自治体）ランキング＜ＴＯＰ２０＞
●和歌山県から唯一の自治体として伊都郡かつらぎ町が３位にランクインしている。
●１位～４位の自治体は、偏差値７０台と極めて高い評価、また、５位～２０位までの自治体も偏差値６０台と相対的に高い評価となっている。
住み続けたい街（駅）ランキング＜ＴＯＰ２０＞
●トップ１０の駅のうち、半数以上の６駅が兵庫県にある駅という結果になっている。
●１位～１５位の駅は、偏差値７０台と極めて高い評価、また、１６位～２０位までの駅も偏差値６０台と相対的に高い評価となっている。
・街に誇りがあるの評点は、「街に誇りを持っている」という設問に対して、そう思う：１００点、どちらかと言えばそう思う：７５点、どちらでもない：５０点、どちらかと言えばそう思わない：２５点、そう思わない：０点とした場合の平均値です。街に愛着があるの評点は、「街に愛着がある」という設問に対して、そう思う：１００点、どちらかと言えばそう思う：７５点、どちらでもない：５０点、どちらかと言えばそう思わない：２５点、そう思わない：０点とした場合の平均値。
・「回答数※１」は、街の幸福度ランキングの設問に回答した２０１９年～２０２２年の４年間の累計回答数、「回答数※２」は、住み続けたい街・誇りがある街・愛着がある街ランキングの設問に回答した２０２０年～２０２２年の３年間の累計回答数。
・住み続けたい・誇りがある・愛着があるの順位が「-」と表示されているのは、２０２０年～２０２２年の累計回答数が３０名未満だったためランキング集計対象外となっている場合。また、偏差値５０未満の場合も「-」と表示している。
・住みここち、住みたいの順位は、ＷＥＢサイトで発表している順位までを掲載し、それ以降の順位となる場合は「-」と表示している。
・文中に記載している「住みここち（自治体・駅）ランキング」「住みたい街（自治体・駅）ランキング」は、２０２２年６月１５日に発表している。詳細はＷＥＢサイトを参照。
■調査概要
◇調査方法
株式会社マクロミルの登録モニタに対してインターネット経由で調査票を配布・回収。
◇回答者
関西（２府４県内）居住の２０歳以上の男女、２０１９年～２０２２年合計１１５,６７６名を対象に集計。
［男女比］ 男性４６.０％：女性５４.０％
［未既婚］ 未婚３６.３％：既婚６３.７％
［子ども］ なし ４５.８％：あり ５４.２％
［世代比］ ２０歳代１４.６％、３０歳代２２.５％、４０歳代２４.２％、５０歳代２１.９％、６０歳以上１６.８％
◇調査期間
２０２２年３月８日（火）～３月２９日（火）：２０２２年調査（回答者数：３０,５７３名）
２０２１年３月１７日（水）～３月３０日（火）：２０２１年調査（回答者数：３２,２４７名）
２０２０年３月１７日（火）～４月３日（金）：２０２０年調査（回答者数：３０,８４６名）
２０１９年３月２６日（火）～４月８日（月）：２０１９年調査（回答者数：２２,０１０名）
計１１５,６７６名
◇調査体制
調査企画・設問設計・分析：大東建託賃貸未来研究所 宗 健（所長）、調査票配布回収 ： 株式会社マクロミル
◇回答方法
街の幸福度ランキングは、非常に幸福だと思う場合を１０点、非常に不幸だと思う場合を１点とする１０段階の回答平均を、１００点満点にするために１０倍した平均値でランキングを作成。住み続けたい街ランキングは、「ずっと住んでいたい」という設問に対して、そう思う：１００点、どちらかと言えばそう思う：７５点、どちらでもない：５０点、どちらかと言えばそう思わない：２５点、そう思わない：０点とした場合の平均値でランキングを作成。「誇りがある」「愛着がある」も同様。
健美家編集部
