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【アパート・マンションの騒音トラブルランキング】男女500人アンケート調査

調査(不動産投資)/ランキング ニュース

2022/11/19 配信

マンションやアパートにお住まいで、隣人の部屋から聞こえてくる騒音に悩んでいる方も多いのではないだろうか。また反対に「自分や子どもの出す音が近所迷惑になっていたらどうしよう」と心配している方もいるかもしれなし。

今回、株式会社AlbaLinkが運営する「訳あり物件買取プロ」は、集合住宅に住む500人を対象にアパート・マンションの騒音トラブルについてアンケート調査を実施した。
詳細ページ

■調査概要

調査対象:集合住宅にお住まいの方
調査期間:2022年10月11日~13日
調査機関:自社調査
調査方法:インターネットによる任意回答
有効回答数:500人(女性367人/男性133人)
回答者の年代:10代 1.0%/20代 23.4%/30代 36.8%/40代 27.4%/50代 9.6%/60代 1.8%

■騒音に悩んだ経験がある人は78.2%

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集合住宅にお住まいの500名に「騒音に悩んだ経験があるか」を聞いたところ、「ある」と答えた人が78.2%で、8割近くとなった。集合住宅に住んでいると、「他の住民と生活リズムが合わない」「近くに小さな子どもを育てているご家庭がある」といったことが避けられないからだろう。

静かな住人が多い集合住宅でも、建物外の「工事」「通りかかる人の話し声」などが気になることもある。

■騒音トラブル1位は「足音が響く」

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集合住宅にお住まいで騒音に悩んだ経験がある392名に「悩んでいる(いた)騒音トラブル」を聞いたところ、1位は「足音が響く(126人)」だった。2位「声がうるさい(94人)」、3位「宴会が騒がしい(38人)」、4位「大音量の音楽(32人)」と続く。

「足音」「声」などを騒音と感じている人が多いとわかる。足音も声も生活する上でどうしても出てしまうものだが、音が大きすぎたり深夜に音が聞こえたりすると「騒音」になってしまう。

また「音楽」「楽器」「テレビ」など、音響機器の音に悩んでいる人も目立った。「音楽が趣味」という人は、自分の出している音が大きすぎないかに注意すべきといえるだろう。

<1位 足音が響く>
・子どもたちが寝る時間に、上の階でサッカーをしているような足音が響き、体調が悪いときなどはイライラします(30代 女性)
・上の階に住んでいる人の足音がドスドスと非常にうるさく、夜中に動かれるとビックリして起きるくらいでした(50代 男性)

生活していると、気をつけていても足音は出てしまうもの。そのため「お互い様」の気持ちで、日中の足音については気にしない人も多いかもしれない。ただ夜遅い時間まで足音が響くようだとイライラしてしまいそうだ。

<2位 声がうるさい>
・電話での話し声がとても大きいこと(20代 女性)
・隣の住人がよく夫婦ゲンカをしていて、夜中寝られないことがよくあった(30代 男性)
・真下の家にいる子どもの夜泣きがひどくて、飛び起きるほどでした。赤ちゃんではなく幼児だったので、声も大きくて参りました(50代 女性)

具体的には「大声で電話している」「ケンカの声が大きい」「赤ちゃんや子どもの泣き声」など。子どもの泣き声については「仕方ない」と考える人も多いだろうが、毎日続くと疲れてしまうことも。またケンカの声を聞いていると、精神的に消耗してしまいそうだ。

<3位 宴会が騒がしい>
・下の階に住む大学生が友達と複数人で集まり、夜中まで大騒ぎすることに悩まされていました(20代 女性)
・隣人の友人が遊びに来た日はゲームをやっているようで、奇声をあげて楽しんでいます。深夜になっても帰る気配がなく、翌日の仕事に影響が出て困っています(30代 女性)

部屋に友人を招いて過ごすのは楽しいものだが、夜遅くまで騒いでいると近所迷惑になる。あまりの大声・奇声に、迷惑というよりも「恐怖」を感じたという体験談もあった。

<4位 大音量の音楽>
・隣の部屋で深夜から朝まで大音量で音楽を流すことが度々あり、寝不足になりました(30代 女性)
・音楽の音。重低音が響きます(40代 男性)

とくに夜間に流れる音楽に悩んだという人が多くなった。重低音の場合、音だけではなく振動を感じることも。重低音の振動だと耳栓やイヤホンでは防げないケースもあり、悩む人が多いようだ。

<5位 楽器の音>
・楽器禁止のアパートなのに、隣人が毎日夜間に大音量でピアノを弾く(30代 女性)
・上の階の方が、子どもに夜遅い時間までピアノの練習をさせていて困った。「音量を小さくしているからいい」と思われたのかもしれないが、打鍵音が響いていた(40代 女性)
・楽器の演奏の音が、休日や平日の日中にうるさかった(50代 男性)

長時間練習されたり、夜間に音が聞こえると困ってしまう。昼間の練習でも「下手だと気になってしょうがない」という人も。またピアノやドラムは楽器そのものの音以外に「カタカタ」「ドンドン」という「打鍵音」「衝撃音」が響くため、消音しても騒音になる可能性がある。

■騒音が気になったときは「管理人・管理会社に連絡する」が1位

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続いて「騒音が気になったときの対処法」を聞いたところ、1位は「管理人・管理会社に連絡(268人)」だった。2位「何もせず我慢(185人)」、3位「直接注意する(35人)」、4位「壁・天井を叩く(18人)」と続く。

騒音を出している人に直接注意するのではなく、「管理人・管理会社」などを通して対策してもらう人が多数。騒音を出している人に直接注意すると、住人同士のトラブルになりかない。また相手がどんな人かわからないと「怖い」という気持ちもあるようだ。

諦めの気持ちからか、「我慢」「耳栓で対策」「窓を閉める」など、騒音の元への働きかけはしない人も多くなっている。

<1位 管理人・管理会社に連絡>
・管理会社に伝え、全室にチラシを配布してもらう(20代 女性)
・直接言おうかと悩みましたが、近隣トラブルが怖くて、大家さんに何度か相談しました(50代 女性)

「直接本人に伝えるのは気まずい」「近所トラブルが怖い」という理由で、管理人や管理会社に相談する人が多数。

騒音についての相談があった場合、まずは「張り紙をする」「ポストにチラシを入れる」などの方法で注意喚起するマンション・アパートが多い。それでも騒音が収まらない場合は、管理会社などから電話で直接本人に連絡することもあるようだ。

<2位 何もせず我慢>
・子どものすることで、親も注意はしているようだったので、とくに対策は取らず我慢しました(20代 女性)
・平日夜間以外の騒音であれば、基本我慢する(30代 男性)
・分譲なのであまりトラブルにしたくなくて、耐えています(40代 女性)

我慢している理由は「気になりつつも我慢できるレベルや時間帯だから」「トラブルが怖いから」など。

「自分の家にも子どもがいるので、お互い様だと思って」という声もあった。子どもが騒いでいる場合、親が注意しているなら「仕方ないか」と受け入れる人も多いようだ。

<3位 直接注意する>
・自宅に手紙を入れても直らず、直接本人にお話しました。今思えばアパートの管理会社に言ったほうが安全だったと思います(30代 女性)
・ポストに「音がうるさかった」とメッセージを残す(40代 男性)
・夜中の1時過ぎに直接家を訪問して「うるさい」と伝えた(50代 女性)

「夜中に騒音が続き、我慢の限界だったので直接伝えにいった」という声が多数。騒音を出しているときに指摘すれば、相手も言い逃れはできない。またポストに手紙を入れたという人も目立った。

<4位 壁・天井を叩く>
・どうにもできず本当にうるさい時は、壁をコンコンと叩いていました(20代 女性)
・激しい物音がする真下に行って、棒を使って天井を叩きました(40代 女性)

騒音がひどいとき、壁や天井を叩いて「うるさいですよ」「聞こえていますよ」と相手にアピールする人も。ただイライラしながら壁や天井を叩くと、壁紙などを傷つけてしまうことも。また隣人に不快な思いをさせトラブルが大きくなる可能性もあるので、避けたほうが無難だろう。

<5位 耳栓をする>
・イヤホンをつけて音楽を聴く(20代 男性)
・ノイズキャンセリングできるイヤホンを買った(30代 女性)

相手に何か伝えて騒音自体をなくすのではなく、音が気にならないように自衛するパターン。「子どもの夜泣きがうるさい」など、相手に伝えてもどうにもならないと考えられる騒音については、イヤホン・耳栓で対策するしかないもかもしれない。

■騒音を出さないために気をつけていること1位は「音を出す時間を限定する」

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ご自身が「騒音を出さないために気をつけていること」を聞いたところ、1位は「音を出す時間を限定する(178人)」だった。2位「静かに歩く(99人)」、3位「マットを敷く(82人)」、4位「音量を下げる(72人)」、5位「ドアを静かに閉める(52人)」と続く。

「音を出す時間帯」に注意する人が多くなっている。また「静かに歩く」「マット」「スリッパ」など、足音についての回答も多くランクインした。自身が隣人の足音に悩んでいる人も多いため、「自分も気をつけなくては」と思うのだろう。

<1位 音を出す時間を限定する>
・家事する時間帯を決める。20時までには「お風呂」「洗濯」「掃除」を終わらせます(20代 女性)
・大きな音を立ててしまうかもしれないことは、日中に済ませる(40代 男性)

「早朝や夜中に掃除や洗濯はしない」「早めにお風呂に入る」など、時間を気にして行動している人が多数。仕事で夜遅くなる人は「休日にまとめて家事をする」「帰りが深夜になった日は、翌朝お風呂に入る」といった対策をしていた。

<2位 静かに歩く>
・家の中で走り回らない(20代 女性)
・ドスドス歩かないよう気をつけている(40代 男性)

自身も上の階から聞こえる足音に悩んでいる人が多いため、「自分も注意して歩こう」と思うのだと考えられる。「走らない」のはもちろん、「夜間に室内を歩くときには、とくに静かに歩くよう気をつけている」という人が多くなった。

<3位 マットを敷く>
・子どもが小さくてオモチャで床を叩くので、プレイマットを敷いて下の階に配慮している(20代 女性)
・子どもが歩いたり走り回ったりしてもうるさくならないよう、床に防音マットを敷いています(40代 男性)

こちらも足音対策。小さなお子さんがいる家庭では、床のキズ対策も兼ねてジョイントマットを敷いているケースも多いのではないだろうか。

■まとめ

集合住宅に住んでいる人の多くが、「騒音に悩んだ経験」をもっている。

とくに「夜間に響く音」にイライラしている人が多いとわかった。夜間帯は「歩き方」「ドアの開閉」「電話の声」などに注意したほうがよさそうだ。

なお、騒音で悩んだときに直接注意したり壁や天井を叩いたりすると、新たなトラブルになりかねない。
まずは管理人さんや管理会社などの第三者に相談することをおすすめする。

また「小さな子どもやペットがいる」「夜勤があり夜中に活動する」などの場合には、引っ越した時点で隣や上下階の住人に一言伝えておくのがおすすめ。あらかじめ状況を説明しておくことで、理解を得られて「苦情を言われる」などのトラブルを防ぎやすくなる。

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健美家編集部

※ 記事の内容は執筆時点での情報を基にしています。投資等のご判断は各個人の責任でお願いします。

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