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【一人暮らし×都心通勤・通学編】住みやすさのわりに家賃が安い駅ランキング2023~ 1位 亀有駅、2位 川口駅、3位 金町駅

調査(不動産投資)/ランキング ニュース

2023/01/25 配信

事業を通して社会課題解決に取り組む株式会社LIFULL(ライフル)が運営する“住まいの本当と今”を伝える情報サイト「LIFULL HOME’S PRESS(ライフルホームズプレス)」は、「【一人暮らし×都心通勤・通学編】住みやすさのわりに家賃が安い駅ランキング2023」を発表した。

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■一人暮らしのお部屋探し、「都心に通いやすく、住みやすく、家賃が安い」駅はどこ?

総務省が発表した2022年10月度の消費者物価指数(総合指数)(※1)は、前年同月比3.7%上昇の103.7%、前月比では0.6%の上昇となり、円安の影響を大きく受ける輸入物価指数(円ベース)は前年比48.5%の上昇と、物価上昇に歯止めがかからない。食費や光熱費だけでなく、家計で大きな割合を占める住居費の負担を抑えたいと考える人は多いだろう。

とはいえ都心の企業で働く人、また都心の学校に通う人にとって、「通勤・通学の利便性」も住まい選びで妥協したくない要素の一つ。そこでLIFULL HOME’S PRESSでは、春の新生活を前に、都心に通いやすい駅を対象に「【一人暮らし×都心通勤・通学編】住みやすさのわりに家賃が安い駅ランキング2023」を発表した。

※1:総務省統計局「2020年基準 消費者物価指数 全国2022年(令和4年)10月分

■「【一人暮らし×都心通勤・通学編】住みやすさのわりに家賃が安い駅ランキング2023」概要

今回のランキングでは、都心の職場や学校に通いやすい駅として、JR山手線各駅、ならびに山手線各駅から20分圏内にある駅を対象駅としている。また、「駅周辺の施設充実度(※2)が高い」ことを「住みやすい」と定義し、不動産・住宅情報サイトLIFULL HOME’Sの独自データをもとに、各駅から徒歩15分圏内の単身世帯用物件の平均家賃とその駅周辺の施設充実度から「理論家賃(駅周辺の住みやすさに見合う妥当な家賃)」を算出。その理論家賃と比べて実際の平均家賃が安い駅をランキングにした。これは「都心に通いやすく、住環境が優れているわりに家賃を抑えて一人暮らし用の住まいを借りられる駅」を表している。

※2:駅周辺の施設充実度は、LIFULL HOME’S住まいインデックスで用いられるWalkability Index(ウォーカビリティインデックス)の総合スコアを参照している。
Walkability Indexとは、駅から徒歩15分以内でアクセス可能な施設(スーパー、コンビニ、公園、飲食店、カフェ、文化施設、子育て・教育施設、医療施設など)を、分類ごとの周辺立地数をもとに、その充実度を100点満点でスコア化したもの。東京大学・株式会社日建設計総合研究所が共同で研究・開発を進めている、不動産の立地環境を暮らしやすさの観点から指標化した日本初のデータ。

■都心に通いやすく、住みやすさのわりに家賃が安い駅、 1位 亀有駅、2位 川口駅、3位 金町駅

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1位は亀有駅(JR常磐線・東京都葛飾区)、2位は川口駅(JR京浜東北線・埼玉県川口市)、3位は金町駅(JR常磐線・東京都葛飾区)と、東京23区東部にあたる城東エリア、また東京と埼玉の県境となる川口エリアの代表駅がそれぞれランクインする結果となった。

<1位:亀有駅>

亀有駅は、大手町駅まで24分、東京駅まで33分、新宿駅まで40分と交通利便性が高く、駅から徒歩15分以内でアクセス可能な施設の充実度をスコア化した「駅周辺充実度」は100点満点のうち85ポイント(※3)となっている。

亀有駅は今回の対象駅の中で、駅周辺の施設充実度から算出した理論家賃12.62万円に比べ、実際の平均家賃が8.10万円と最も安く、1位となった。これは住環境から見た妥当な家賃に対し、数字上は4.52万円低い家賃相場で借りられることを意味している。

また、亀有駅は「スーパー」のスコアが91、「弁当・惣菜」のスコアが87と、近隣駅に比べ仕事や学業で忙しい一人暮らし層にとって嬉しい施設が充実している。亀有銀座商店街や亀有北口中通り商店街も活気があり、初めて一人暮らしを始める人にとって住みやすい駅といえるだろう。

※3:LIFULL HOME’S住まいインデックス「亀有駅の住まいと暮らしやすさ
亀有駅の賃貸物件

<2位:川口駅>

2位にランクインした川口駅は、理論家賃と平均家賃との差額がマイナス4.38万円と、亀有駅に続き僅差で2位となった。川口駅は、2021年のJR駅別乗車人数が埼玉県の中で大宮、浦和に次ぐ3位(※4)と、埼玉エリアの中心駅の一つ。

また池袋駅まで19分、新宿駅まで24分、渋谷駅まで30分と、東京の主要駅に30分前後でアクセスできるなど交通利便性に優れているほか、「飲食店」のスコアが83.「スーパー」が87、「コンビニ」が82と駅前施設が充実している(※5)。

※4:各駅の乗車人員2021年度
※5:LIFULL HOME’S住まいインデックス「川口駅の住まいと暮らしやすさ
川口駅の賃貸物件

<3位:金町駅>

3位にランクインしたのは、JR常磐線と京成金町線、直通運転の東京メトロ千代田線も利用できる金町駅。交通利便性に優れながらも平均家賃が7.68万円と、今回のランキングトップ10のなかでは2番目に低い金額だった。下町情緒が残る街並みが魅力だが、駅の南口・北口それぞれで再開発が進んでいる。

金町駅の住まいインデックス(※6)によれば、東京都の標準的な中古マンション価格の直近3年間の価格上昇率17.33%に対し、金町駅は19.94%とやや高い推移を見せている。一般的に家賃は売買価格の変動より遅れて動く傾向があるため、早いうちに部屋を借りれば比較的安い家賃のまま街の利便性を享受できるといえそうだ。

※6:LIFULL HOME’S住まいインデックス「金町駅の住まいと暮らしやすさ
金町駅の賃貸物件

■トップ10には北千住駅や川崎駅など、城東エリアや東京との県境駅がランクイン

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画像は同ランキングの結果を地図上に示したもの。全体として、下町の風情が残る東京の城東エリアの各駅、東京都と埼玉県、神奈川県、千葉県の県境駅が上位となった。

都心へ通勤・通学する人にとって生活しやすい駅といえるが、一方、荒川と江戸川の間に位置する城東エリアは、ハザードマップ上で河川が氾濫した際に浸水が想定される「洪水浸水想定区域」にかかる可能性が高い地域でもある。そのリスクも家賃相場に反映される要素の一つと考えられる。想定される水深は物件の立地によるが、LIFULL HOME’Sの地図検索機能で表示される洪水ハザードマップを確認しながら物件探しを行うと、リスク度合いを確認することができる。

■企画担当:LIFULL HOME’S PRESS 編集部 楢﨑 美香氏コメント

『 新型コロナウイルス感染症の拡大により、場所に縛られない働き方が広がりました。2022年11月に東京都産業労働局が発表した「都内企業のテレワーク実施率調査」によれば(※7)、「テレワーク実施企業」の割合は54.1%、「テレワーク実施社員の割合」は42.8%と、一定の割合でテレワークは私たちの日常に定着しています。毎日都心へ通勤する人、毎日自宅で働く人、週に何日かは都心のオフィスへ出社する人など、働き方の多様化に伴い、一人ひとりが重視する住まい選びの条件もコロナ前と比べ変化が起きているものと考えられます。

そのような様々なライフスタイルのユーザーを想定し、本企画「住みやすさのわりに家賃が安い駅ランキング2023」は、まず「都心に毎日通う人」をターゲットに、「都心に近く、住みやすく便利で、できるだけ家賃は抑えられる駅」の可視化を試みたものです。春の新生活を新たな住まいで迎える人にとって、街選びの参考になるよう、2023年1月中に、同様のランキング【一人暮らし×テレワーク編】、【二人暮らし×都心通勤・通学編】、【二人暮らし×テレワーク編】を順次発表してまいります。』

※7:東京都2022年10月度 テレワーク実施率調査

■ランキング調査概要

・対象駅:1都3県(東京・神奈川・千葉・埼玉)に所在する全駅のうち、JR山手線各駅、ならびに山手線各駅から20分圏内の全駅、また掲載物件200件以上の駅
・対象物件:築40年以内、駅徒歩15分以内、1R・1K・1DK、10平米~45平米未満の賃貸マンション
・対象期間:(家賃・掲載物件)2021年10月~2022年9月・(駅周辺充実度)2022年10月時点
・算出方法:駅ごとの対象物件の平均家賃と駅周辺の施設充実度から「理論家賃(駅周辺の住みやすさに見合う妥当な家賃)」を算出、その理論家賃と比べて実際の平均家賃が安い駅をランキング化
・集計分析:LIFULL HOME’S事業本部 リサーチグループ

健美家編集部

※ 記事の内容は執筆時点での情報を基にしています。投資等のご判断は各個人の責任でお願いします。

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