不動産価値分析AIクラウドサービス「Gate.(ゲイト)」を運営するリーウェイズ株式会社は、首都圏の住宅地を対象に過去5年で地価が上昇した駅の調査レポートを作成した。ランキング対象は、東京都、埼玉県、千葉県、神奈川県で、いずれのデータも駅から1km以内を対象に集計している。
■1位「日の出駅/芝浦ふ頭駅」
2021 年より、野村不動産株式会社並びに野村不動産ビルディング株式会社と東日本旅客鉄道株式会社が共同で推進している「芝浦一丁目プロジェクト」が始動し、オフィス・ホテル・商業施設・住宅を含む大規模複合開発が進んでいる。このプロジェクトにより、高級住宅街や商業地区として注目を集めたことが地価が上昇した要因と考えられる。
■2位「御茶ノ水駅」
御茶ノ水は、東京都千代田区と文京区にまたがる地域であり、多くの大学や病院が集積している。そのため、学生や医療従事者など、さまざまな需要層が存在することが不動産市場での市場価値が高い理由の一つ。
また御茶ノ水は、JR線と東京メトロ丸ノ内線の他、東京メトロ千代田線の新御茶ノ水駅や都営新宿線の小川町駅があり、都心部やその他の地域へのアクセスが容易であるため、通勤・通学に便利なことから賃貸住宅や不動産投資の市場価値が高い地域となっている。
■3位「三ノ輪橋駅」
三ノ輪橋駅は、都心へのアクセスが良いとされる「三ノ輪駅」や「南千住駅」まで徒歩圏内で、物価が比較的安く、生活しやすいことが地価上昇の理由として挙げられる。
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健美家編集部