国税庁は5月25日、全国ベースでの平成29年分の所得税等、消費税及び贈与税の確定申告状況等について発表した。
平成29年分所得税等の確定申告書の提出人員は2198万人で、平成28年分(2169万人)から28万7千人(+1.33%)増加となっている。このうち、申告納税額がある人(納税人員)は640万8千人で、還付申告が1283万人、税額ゼロが274万人となっている。つまり、確定申告をした人のうち、半数以上は還付の申告であるということになる。
納税人員の所得金額は41兆4298億円、申告納税額は3兆2037億円で、前年比人数で+0.6%、所得金額は同+3.4%、申告納税額は同+4.6%であった。
所得区分別の納税人員を見ると、事業所得者が169万7千人(前年比-2.0%)、所得金額は7兆254億円(同-1.2%)、申告納税額は6198億円(同-2.6%)となっている。
それ以外の所得者は471万1千人(同+1.6%)で、所得金額は34兆4044億円(同+4.4%)、申告納税額は2兆5839億円(同+6.5%)となっている。このうち不動産所得者は109万5千人(同-0.4%)、所得金額は5兆6571
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