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保険なんて無駄なだけ?過剰なリスク対策が老後貧乏を生む理由?

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12/04 08:20 更新


保険は人生で2番目に高い買い物と言われます。
勿論、1番はマイホームです。
個人的には「結婚契約」が一番高い買い物だと考えています。
ただし、僕の個人的な考え方としては「日本に住んでいる多くの人にとって生命保険や医療保険は必要無い」と思っています。
僕も投資用物件を購入するために団体信用生命保険に加入していますが、その分、通常の生命保険や医療保険には加入していません。
保険の必要性を理解した上で家計の支出を整理することで、生活にゆとりが生まれます。 生命保険や医療保険の負担が大きいと感じている人 保険の必要性に疑問を持っている人 家計の支出を抑えて、ゆとりのある生活を送りたい人 支払い保険料は無駄ばかり?

そもそも保険の役割は怪我や病気になった時、少しでも家計の負担を軽減するために加入するのが一般的です。
生命保険や医療保険は、加入者から集めたお金(支払い保険料)をもとに、怪我や病気になった人に対してお金を支払う仕組みです。
火災保険にしても地震保険にしても基本的な考え方は同じです。
助け合いの気持ちが大切な訳です。
………っと言う訳ではありません。 保険は助け合いなんて真っ赤な嘘
保険の役割は「加入者から集めたお金を困っている人に再配布すること」です。
ですが、実際には他にも沢山のお金が必要になります。
僕は生命保険会社で働いたこともありませんし、保険の仕組みに詳しい方から直接話しを伺った訳では無いので、一部、想像や思い込みがあるかもしれませんが、保険加入者が支払った保険料の使い道として、以下のようなものが挙げられると思います。 保険会社の利益 保険会社社員の人件費 保険勧誘(営業)のための人件費、広告費 保険を適切に運用するための人件費 新しい保険プランを作るための人件費 その他の費用 保険の窓口の担当者の人件費、仲介手数料 保険案内人(ファイナンシャルプランナー)の仲介手数料 保険会社が訴えられた場合の顧問弁護士の契約費用 CMに出演する有名人や女優などとの契約費用 保険のシステムを効率良く運用するための開発費
生命保険会社の売上高は日本の中でもトップクラスです。
また大手生命保険会社の社員であれば、その年収も羨ましくなるくらい高額ですよね。
これらを下支えしているのは保険加入者の皆さんです。
保険は宝くじと同じで購入した(保険料として支払った)金額のうち、その多くが保険会社の社員やその関係者の給与として支給され、残りの金額を怪我や病気になった加入者へ配分されるイメージです。
つまり「加入者が受け取ることのできる保険料の合計」よりも「加入者が支払う保険料の合計」の方が圧倒時に大きくなります。
そもそも保険なんて損か?得か?を基準として加入するものではありません。
それは分かります。
ですが、厳しい言い方をすると、リスクヘッジの名の元に、厚生年金や国民年金とは比べ物にならない程、ぼったくりの金融商品であるということは自覚した上で、冷静な判断が必要になります。 いくらもらえるか把握してる?年金制度の仕組みを徹底解説! 想定外の費用が沢山含まれている

保険会社に支払った保険料はどのように使われているのでしょうか?
僕の知る限り「○○に○○円」のような情報は公開されていないですが、少し考えてみるといろいろと思い浮かべることができます。 保険金詐欺の被害者は保険会社?
世の中には保険金詐欺を企む悪い人が一定数います。
実際には病気になっていないのに保険料を受け取るような人たちですね。
勿論、保険会社も担当者も馬鹿では無いので、そう簡単に騙されることはありません。
そう簡単に詐欺なんてできないものです。
ですが、このような面倒くさい人達とやりとりするのも無駄なコストが発生しますし、余りに長期化するようであれば「もうお金を払って終わらせてしまいたい」と思ってしまいますよね。
もしかしたら、普通に騙されてしまうこともあるかもしれません。
ただ、そうなった場合、保険会社はその損失を泣き寝入りするのでしょうか?
勿論、そんなことはありません。そんなことは想定内だからです。
保険会社としては、ある程度、保険金詐欺をする人や面倒くさい人が出てくることは計算できており、そいつらに対する損失分を保険加入者に支払わせている訳です。
なので保険会社としては痛くも痒くもありません。
つまり、一部の迷惑な行為をする人のための損失分は、ちゃんと保険料を支払っている健全な加入者の皆さんが負担していることになります。
ちなみに銀行などの金融機関でもこのような考え方が用いられています。
お金を貸し出す金融機関としても、全ての人がちゃんと予定通りに返してくれるとは考えていません。
ちゃんと予定通り返せなかったり、連絡が付かないまま逃げてしまう人もいるはずです。
だけど、これも金融機関からしたら想定内です。これを「貸し倒れ積立金」と呼びます。
予定通り返してくれない人が一定数いるのが分かっているので、それ以外の健全な人たちから「金利」という形で請求しているのです。 システム開発費には莫大なコストが掛かる?
保険会社には沢山の保険のプランが用意されていますが、生命保険会社(またはその関連会社)で利用されているさまざまなシステムは、一般的な企業や大学のIT環境と比べてもとても高額です。
理由はより機密性の高い個人情報を扱っていて、セキュリティを維持するため惜しみなくコスト(お金、時間、人件費)を掛けているからです。
保険会社のIT部門でシステムの開発を進めることもあれば、子会社や関連会社にITシステムの開発を依頼することもありますが、いずれにしてもとても膨大な開発コストが掛かります。
特に保険関係のシステムは以下のような理由により、開発コストが膨大になる傾向があります。 個人情報などの機密性の高い情報を取り扱うため万全のセキュリティを確保する必要がある 情報漏えいリスクを徹底的に排除するため非効率的な開発になる 過去の大規模システムを引き継ぐため、中々新しい技術を採用しづらい 古い技術を使い続ける傾向があり非効率な開発になる お金に関わることなので計算誤りや不具合などは絶対に許されない 徹底的な動作テストを実施するため、膨大なコストが掛かる
勿論、保険会社ごとに最善の方法を取り入れていると思いますが「絶対にミスが許されない」という意味で、他の業界と比べるとシステムの開発コストが高くなる傾向があります。
それでは、その開発コストを支えているのは誰でしょうか。
それは言うまでもなく保険加入者ですよね。 過剰なサービスも加入者が負担
最近では本当に手厚いサポートの保険が存在します。
例えば自動車保険を例にあげてみます。テレビCMなどを見ていると自動車保険ではこのような保険が備え付けられています。 事故が発生した際の相手(被害者または加害者)とのやりとり、交渉 事故で自宅に帰れなくなった場合の宿泊先やレッカーの手続き オペレーターの24時間365日対応
本当に至れり尽くせりですね。素晴らしいです。
…ですが、当然、これらのサービスは保険会社が負担している訳でも無ければボランティアでもありません。しっかりと加入者が負担してしています。
仮に、保険会社のオペレーターが24時間365日対応してくれるサービスが含まれている場合、その多くは「待機時間」です。深夜に頻繁に事故が発生し、保険会社に問い合わせが殺到するとは思えませんよね…(知らんけど)。
つまり、このような自動車保険に加入する以上「オペレーターの待機時間の給与分」も自分が負担していることは忘れてはいけないのです。 保険トラブルのリスク
死亡保険は保険加入者が死亡した時に保険金が支払われる保険です。
とても分かりやすいです。
ですが、がん保険や3大疾病などの保険だと、(確率は極めて低いですが)スムーズに保険が支払われず、トラブルになるケースもあります。
例えば「がん保険」は当然ですが「がんになった場合に支払われる保険」ですよね。
ですが、実際に症状はがんと同じくらい悪い症状でも、医学的にがんとして取り扱われないような病気に掛かった場合は、がんであると認められず保険料は支払われないこともあります。実際にはがんと同等の症状であり、命に関わるような大きな病気であったとしても「医学的にはがんでは無い」という理由で保険料が支払われないことがあります。
そうなると当然裁判になる訳ですが、相手(保険会社)からしたら、そんなことは想定内です。
保険加入者側としては、がん同様の重い症状の中で今にでも倒れてしまいそうな状態で裁判に挑む訳ですが、百戦錬磨の保険会社としては超優秀な顧問弁護士が味方についているので、裁判で勝つのも中々大変です。
何故、超優秀な顧問弁護士を味方につけられるのでしょうか?
それは保険加入者から潤沢な保険料を徴収しているからです。
また、がん同然で今にも死んでしまいそうな状態である保険加入者からしたら限られた時間内(生きている間)に勝訴しなければ保険料を受け取ることはできません。保険会社側からすれば裁判が長期化している間に保険加入者が死亡すればがん保険は支払わなくても良い訳ですからね。
つまり保険加入者が支払った高額な保険料は、生命保険会社の超優秀な弁護士費用として割り当てられて、そして最後はその弁護士が立ちはだかることよって保険料を受け取ることができない…
なんてことも、可能性としてはある訳です。皮肉な話です。
かなり偏見に満ちた悪意のある書き方をしてしまいましたが…現実問題としてこのような可能性はゼロでは無いと言えます。 何も無ければ全て無駄
保険に加入することで、怪我をしたり病気になった場合はその分の保険料を手に入れられる訳ですが、そのようなことが怒らなければ掛け捨てになります。
つまり無駄金です。
勿論、保険とは「何かあった時の万が一の備え」なので「得か?損か?」で単純に評価するものではありません。
ですが、自分や家族の生活を守るために加入したはずの生命保険なのに、支払った保険料は「保険会社の従業員」や「詐欺師」の手元に流れていくだけ…ということは、しっかり理解しておくべきだと思います。 保険に加入しないと破綻するの?

つまり、生命保険や医療保険は「支払った保険料(対価)」に対して「担保される保証内容」が、とても小さくなってしまう不合理な「金融商品」なのですが、それならば、自分や家族の安心した生活はどのように守れば良いのでしょうか?
生命保険保険や医療保険に加入していない状況で、事故にあったり病気になったりしてしまったら、一気に生活が傾いてしまうのでしょうか?
実はそんなこともありません。 覚えておきたい高額医療費制度
高額医療費制度は公的医療保険制度の一つで、医療機関や薬局窓口で支払う医療費の自己負担限度額を設定し、1ヶ月ごとの上限額を超えた自己負担額を支給してくれる制度です。 高額医療費制度の自己負担限度額 所得自己負担限度額多数回該当 年収約1,160万円以上252,600円+(総医療費−842,000円)?1%140,100円 年収約770万円以上?年収約1,160万円167,400円+(医療費−558,000円)?1%93,000円 年収約370万円〜約770万円80,100円+(医療費−267,000円)?1%44,400円 年収約370万円以下57,600円44,400円 低所得者(住民税非課税)35,400円24,600円
自己負担限度額は年齢や所得によって変わりますが、公的医療保険制度なので、健康保険加入者や国民健康保険に加入していれば制度を活用できます。 障害年金と遺族年金
万が一のことが起こった場合、公的年金も心強い味方になってくれます。
厚生年金や国民年金と言えば「本当にもらえるのか?」「支払ってるのは損では無いのか?」というネガティブな話題が多いですが、それは「老齢年金」についての話題です。
ですが、国民年金や厚生年金には「老齢年金」以外にも「障害年金」と「遺族年金」が存在します。
病気やけがなどにより一定の障害を負った時に支給される「障害年金」が支給されますし、年金受給者(被保険者)の配偶者および18歳以下の子供に対して支給される「遺族年金」が支給されます。 年金を払うのは得か?損か?ずる賢く制度を使いこなすための知識 団体信用生命保険の特徴
金融機関からお金を借りて住宅ローンを組む場合、団体信用生命保険という言葉を耳にしたことは無いでしょうか?
団体信用保険に加入すると自分(購入者)が返済期間中に事故や病気で死亡してしまったり、重い症状になってしまった場合、団体信用保険を提供している生命保険会社が残りのローンを全額返済してくれます。
つまり、購入者側(遺族側)としては返済の進捗に関わらず残りの住宅ローンを全額免除してもらえる訳です。
そして団体信用生命保険は結果的に生命保険代わりになります。
住宅を購入する時に団体信用生命保険に加入している場合は、一般的な生命保険や医療保険と重複している保険項目が存在するはずです。もし団体信用生命保険で担保できている保険項目がある場合は、その保険項目を削減することで保険料を安くするのも有効です。 団体信用保険って何?生命保険との違いをどこよりも詳しく徹底解説! 無駄なものはどんどん削減する
勿論、この記事を読んで保険を解約した途端「癌になってしまった!どうするんだ!」と言われても責任は取れないのですが「生命保険」という不透明極まりない「金融商品」について、価格の妥当性を把握できないまま「とりあえず加入する」ことは、むしろ自分の大切なお金を無駄にしていることかもしれません。 図解・最新 難しいことはわかりませんが、お金の増やし方を教えてください! [ 山崎元 ] created by Rinker ?1,078 (2019/12/04 02:52:11時点 楽天市場調べ-詳細) Amazon 楽天市場 結局は考え方の違い

ここまで「生命保険や医療保険がいかに割高な金融商品であるか?」をお話してきましたが「保険に加入するのは間違いだ」とは思いません。
保険の仕組み、つまり、お金の「集め方」や「使われ方」は可能な範囲で理解し、割高であることを理解した上で加入するのであれば良いと思います。
僕のような「独身の独り身」と「大切な家族を持った稼ぎ頭」では損得勘定以前に根本的な価値観が違うのは当然です。守りたい人がいるのは素晴らしいことです。
個人的には保険会社のとても爽やかで新鮮で愛情に満ち溢れたCMからは胡散臭さしか感じませんが…
ですが、仕組みすら理解しないまま生命保険に加入して安心することや、生命保険に加入していない人を「リスクがある」と決めつけることは、とても軽率な考え方です。
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