昨年、勉強会の会員さんが賃貸併用住宅を東急田園都市線沿線で建てるのでサポートしたおり、古家を解体した時の話しです。
現場を見に行った際、解体業者の親方から聴いた話です。
なんでも、作業中に隣の50代位のご主人が出てきて親方にいろいろと聞いてきたそうです。ちょうど同じ時期、正確には3ヵ月位先行して、このご主人の妹さんが、一流ハウスメーカー(某Sハウス)に頼んで家を新築中だそうです。
そんなこともあって、解体工事の費用を親方にしきりに聞いてきたそうです。
あんまり聞くので親方が約30坪の古屋を壊して全部で1△△万円と言ったらそのご主人黙ってしまったそうです。
そして、自分の家に戻りメモを持ってきたそうです。
それには某一流ハウスメーカーの解体費用の見積もりが書いてあったそうです。古屋の面積は33坪位です。
A社2△△万円
B社2□□万円
C社3△△万円
きつい言い方をすると、某一流ハウスメーカーが相手が素人だと思って堂々と詐欺っている?。
表現が悪いですね。堂々と利益を乗せているんですから。驚きです。
たしかに、家を何度も建て替えたという経験の持ち主は、ほとんどいないでしょうから。
普通は、家を建てるといったら、初めてかせいぜい2回目位まででしょうし。
2トン車しか入らない場所での手間の掛かる解体工事でも 1△△万円ですから、もの凄い利益ですね。
あと、念のためお話しておきます。
僕が頼んだ解体業者は、建築廃材を山に捨てに行くような悪質な解体業者ではありません。
キッチリ滅失の登記が出来るように書類を用意できるまともな業者さんです。老婆心ながら。
自分がアパートでも自宅でも、不動産が好きな理由の一つに、
不動産は自己完結できる、自分で決めて、自分の着眼点が合っていれば(間違っていなければ)資産になります。
また価値ある不動産を考えた時、鉄則やセオリーが昔からずーとありますので、それを踏み外さなければ100戦、100勝でいけますので。