"女子だがインダストリアル大好き!ネジとか工具とか床に埋め込んでインテリアにしたい。倉庫に住みたい。
きっとこんな雰囲気にシビレる女子が私以外にもいるはず。
ということで今回は「男前インダストリアルな部屋」を目指した。既存の黒の塗装はピカーッと光って安っぽい感じが否めないので、チョークペイントのグラファイトを使用。塗るだけでマットで陰影のある表情が生まれる。最後はワックスを刷り込んで仕上げた。そのままではただ汚いになってしまうので、入り口ドアはステンシル、ロフトは100均の素材を貼り付け、トイレのドアはヘアラインシルバーのプレートで装飾。
一度使ってみたかったブリックタイルをキッチンに貼り付け、目地は黒くしたかったのでコーキング材を使用。キッチン水栓部分には白いモザイクタイルに濃紺のラインを入れて清潔感を添えてみた。
シンク扉はダイノックシートを貼って取っ手を交換。浴室の欠けた引手はエポキシで形成しペーパーで形を整え塗装。
全身を映せる鏡を壁付けし、出窓のカーテンレールの上に棚を取り付け。トイレにも棚、洗濯機置き場にも可動式の棚。玄関にも棚とコート掛けを取り付けた。書ききれない・・・
あ~つかれた・・・"
DIY INFO
種別:アパート
DIY範囲:その他
2016年4月施工完了
所要期間:のべ20日
道具:インパクトドライバー、丸鋸、塗装道具、タイル貼り道具、
素材:塗料、ブリックタイル、コーキング材、木材、コンパネ他、照明
総経費: 20万円
審査員から
賃貸物件のDIYですから、家賃アップや入居付けに効果がなければ無意味ですし、時間がかかりすぎるのもNGだと僕は思います。この部屋は、ロフトの照明が頭に当たらないように壁についている点など、住む人の生活を予想しながら作られているのがいいですね。
100円ショップの部材を使うなど、低コストでマネしやすいのも魅力です。ただ、ボイラーが剥き出しで味気ないので、ルーバーで覆うなどの工夫があればさらによかったと思います。
審査員 山岡 清利さん YAMAOKA Kiyotoshi