教育社会学,社会病理学,社会統計学の専門家である舞田敏彦さんが自身のブログで、2月26日に最終結果が公表された2013年の「住宅土地統計調査」を利用し、首都圏の年収地図(2013年)を公表している。
この調査では市区町村レベルの世帯ごとの年収分布が明らかにされているため、このデータを加工すれば区市町村別の平均年収も計算できるとのこと。ブログ内では東京都心部、千葉県北部、横浜北部などに年収の高い人たちが居住していることが一目で分かる地図が掲載されている。
また、平均年収が高い順から40位までの市区町村の一覧表も作成されており、トップ5は東京都千代田区、同港区、横浜市青葉区、東京都中央区、横浜市都筑区。上位40位までの中には都心以外、東京都、神奈川県以外の街も入っており、意外な街の平均年収が高いことも分かる。
さらにこの地図が好評だったため、首都圏の214自治体の平均年収一覧表、首都圏214自治体の平均家賃が追加されている。首都圏に投資しようと考えている人なら一度チェックしておきたい。
健美家編集部(協力・中川寛子)