こんな物件を買えました! こんな物件を建てました! 私でも大家になれました!
そんな「成功体験」を紹介した本は多くある。しかし、その人たちが5年後、10年後に本当に不動産投資で成功しているのか・・・。それは誰にもわからない。
数年後の入居率や家賃の下落率は? 修繕費は? デッドクロスは? 本来なら、そこまで経験しなければ、成否の判断することはできないはず。そういう意味で、長期的な視点で書かれた不動産投資本は、近年は貴重な存在になりつつあるといえるだろう。
本書 『手取り「年収1,000万円」を目指す サラリーマン不動産投資術』 は大家歴10年超、平成14年に初めてアパートを新築し、現在まで地方の高利回り物件を買い増している元サラリーマン大家の著者が、すべての所有物件の購入後の入居率とネット利益を紹介しているという、よく考えると希少なデータが紹介された一冊である。
不動産投資を始めて8年目にセミリタイアした著者の現在の家賃年収は7,538万円。税引き後のキャッシュフローは3,000万円以上。しかも、多忙なサラリーマン時代にスタートし、ほとんど自分の労力を使わず、多忙な仕事の合間に成し遂げた成果だ
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