「今年の雪は異常」。道産子たちも、たまらずそうこぼすほど、今年の北海道は記録的な大雪に見舞われている。この影響で、千歳空港の発着便がストップし、12月23日には過去最高の6,000人が空港に宿泊した。
また、札幌市内は雪で車線が狭まり、いたるところで渋滞が発生。一部の路線バスが4時間半遅れとなるなど、交通や物流でも大幅な乱れが続いた。「雪道の車での移動は、夏の2倍~3倍は見ておいたほうがいい」とはタクシー運転手の弁である。
雪による交通の乱れは飛行機や車だけではない。JR北海道は12月24日、午前中に札幌を発着する全列車が運休。列車のパンタグラフが湿った雪の重みで上がらなくなったり、ポイントの切り替えができなくなったりしたためだ。
札幌市内を走る市電も、今年は除雪車両「ササラ電車 」を走らせても除雪が間に合わず、終日運休となる日があった。札幌市交通局によると、札幌の市電が終日全線で運休したのは、ササラ電車を導入した大正14年以降、初めてだという。
車は大渋滞、JRも市電はいつ動くかわからない。バスやタクシーもノロノロ運転で、何時につくか予測不能・・・。日本で最も北の政令都市・札幌に住む人たちは
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