前回は店舗付き住宅の土間部分をバイク置き場、ペット飼育に使っている例をご紹介した。ガレッジハウスには他にも多様な使い方があるが、「その手があったか」と驚いたのはスナックそのままで住宅として貸したという例。
前回に引き続き、東武東上線上福岡駅にある物件を、地元出身で企画、管理を担当しているPM工房社の久保田大介氏にご案内いただいた。
今回訪れた物件は駅から5分ほど、周囲にもスナックの多い地域で、建物は2戸連棟。そのうちの1戸が元スナックで、空いた時、地元の不動産会社は再度スナックを入れようと募集をしてくれた。
■スナックの写真利用で人目を惹く
しかし、久保田氏はスナックではなく、普通に住戸として貸そうと決意。しかも、看板などは外したものの、ドアや外観、1階の大部分はスナック当時のままで募集を開始した。広告使用の写真もスナックということが分かるものを利用した。
「一般に大手ポータルサイトではトップには外観か、間取り図を使うことを推奨しています。しかし、それではどの物件
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