東武東上線上福岡駅周辺で500~800万円くらいと比較的安価に手に入る店舗付き住宅を住宅として賃貸、成功している事例をご紹介するシリーズ、3回目は2戸連棟式の1戸の1階をギャラリー、2階を住宅として利用している例である。前2回同様、地元上福岡出身のPM工房社、久保田大介氏にご案内頂いた。
■土間を多目的スペースとして募集
今回お邪魔したのは、前回、スナックをそのままにリビングとして利用している男性2人のルームシェア事例の隣戸。こちらは以前接骨院として使われており、1階部分の大半は土間となっていた。
久保田氏はそこを多目的スペースとして募集を開始。アトリエや音楽スタジオなど、様々な趣味を楽しむ場として使えるとアピール、デザイン性の高い物件を扱うサイトで募集を掛けたのである。
現在の入居者であるみのもけいこ氏は自宅で仕事をしているグラフィックデザイナー。再開発のため、それまで住んでいた武蔵小山を出ることになり、仕事場として使える空間のある物件を探していた。そこで見かけたのが同物件。
上福岡には初めて降りたというみのも氏だが、街の印象は良く、さらに「夫が1階の空間を仕事兼ギャラリーにしたら地域との交流
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