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名鉄名古屋駅再開発、前例見ぬ横長超高層に。リニア開通の2027年度完成目指す

都市計画・再開発(地域情報)/名古屋/東海 ニュース

2017/05/15 配信

名古屋鉄道株式会社が名古屋駅周辺の、名鉄百貨店本店の入る名鉄ビルなどを含む計6棟のビルを取り壊し、駅改造も含む大型再開発計画を発表した。計画によると、地上30階、南北に400mという、これまでにない細長さの超高層ビルが誕生することになる。

完成予想図
壁のようにも見える、再開発ビルの完成予想図

ちなみに横に長い駅ビルといえば京都駅ビル。同駅ビルは高さが約60m、幅が470mあるため、長さでは京都駅のほうが若干長いが、名鉄名駅の高さはその約3倍になるとされる。日本でも例のない珍しい建物になることだろう。

建替え対象となっている建物は、前述の名鉄ビル、近鉄パッセが入っている名古屋近鉄ビル、ヤマダ電機の入っている大手町建物名古屋駅前ビル、日本生命笹島ビルなど。開発面積は約2万8000㎡で、総事業費は未定。事業者としては名鉄のほか、近畿日本鉄道、三井不動産、日本生命が加わる。2022年度に着工、リニア中央新幹線が開通する27年度の完成を目指している。

位置関係
非常に細長い土地にある名鉄名古屋駅だが、再開発でかなり広くなる予定

ビルには従前と同じく、商業施設やオフィス、ホテルに加え、住宅も盛り込まれる予定。東京都心ではオフィ

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