野村不動産アーバンネットは6月12日、同社が運営する投資用不動産サイト「ノムコム」の会員を対象に「不動産投資に関する意識調査」をまとめた。毎年5月に実施している。
今年の調査によると、投資用不動産について「買い時だと思う」(26.8%)と「間もなく買い時が来ると思う」(21.0%)が合わせて47.8%と半数近くを占めた。
ただ「買い時と思う」が6割に迫っていた2014年からは徐々にその割合を下げており、「買い時はしばらく来ないと思う」が昨年調査より6.2ポイント増加し、52.2%と半数を超えた。
不動産価格の見通しについては、「下がる」が前回調査比8.5ポイント増加し26.6%となり、「上がる」が同5.9ポイント減少し24.9%となった。
ここ数年の地価高騰に伴い売却が進んでいる影響が顕著。2014年以降の3年以内に保有物件を売却したと回答した人は過去最高の32.4%に達した。
売却時期は、昨年5月以降の直近1年間が50.4%を占めた。理由は「不動産価格が上昇したから」と「所有物件を組み換えるため」との回答が最も多く(複数回答可)、それぞれ56%となっている。
こうした中で買い時だと判断する投資
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