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割に合わない節税に励むサラリーマン大家たちーその判断は損得感情か損得勘定か?ー

渡邊浩滋さん_画像 渡邊浩滋さん 第67話 著者のプロフィールを見る

2020/10/4 掲載

1.税金を取り戻したい感情

最近、持続化給付金の不正受給で逮捕されるニュースが頻繁に流れてきています。たかが100万円の給付金( 個人の場合 )で、人生を棒に振ってしまうのは、傍から見ていると割に合わないよなと思ってしまいます。

他人から100万円をだまし取ることはしないけれど、国から100万円をだまし取ることは、少しハードルが低くなってしまうものなのでしょうか。心の奥底には「 自分が納税した税金だから、取り戻して当然 」という思いもあるのでしょう。

不正受給と比較してはよくないかもしれませんが、節税というところでは、同じような感情を抱いている人も少なくないように思います。

「 どうしても節税がしたい! 」
「 何とか旅行代金の一部でも経費にならないか? 」

私用での出費も何とか経費にすることで税金を取り戻したいと思うのでしょう。とくに、サラリーマン大家さんは、勤務先の会社で経費が使えないことに不満を持っているのか、事業で経費を使えることに価値を置いている方も見受けられます。

2.そもそもサラリーマンは経費が認められていないのか?

「 サラリーマンは経費が使えないから、税金だけ持っていかれる 」という...

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プロフィール

渡邊浩滋さん

渡邊浩滋さんわたなべこうじ

不動産投資家
Knees bee税理士法人 代表

プロフィールの詳細を見る

経歴
  • □大学在学中に司法書士試験に合格

    □大学卒業後総合商社に入社。法務部にて契約管理、担保管理、債権回収などを担当

    □商社を退職後、税理士試験に合格

    その頃、実家のアパート経営(5棟、全86室)が危機的状況であることが発覚。 経営を立て直すために自ら経営を引き継ぎ、危機的状況から脱出する

    □2011年
    「行動する大家さんの会」を設立

    □資産税専門の税理士法人に勤務した後、2011年12月、独立開業

    □2013年
    「一般社団法人 大家さんの道しるべ」代表理事就任

    □2017年
    日本全国の大家さんを救うべく、フランチャイズ展開を開始(同じ志を持つ仲間を求めている)

    □2022年10月法人化
    税理士の視点と大家の視点からアパート経営を支援するために活動し、税理士・司法書士のワンストップサービスを提供している

    資格専門学校の講師、賃貸住宅フェアでの講演、セミナー講師等、幅広い分野で活躍中

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