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【書評】不動産投資を始めたい初心者が最初に手に取るのに適した一冊「0からわかる!不動産投資超入門」

不動産投資本/書評 ニュース

2024/05/06 配信

今や不動産投資のノウハウは巷に溢れ返っている。YouTubeやX、Instagramでさえ、不動産投資情報を簡単に入手することができる世の中だ。

スマホでカロリー低く投資のエッセンスを学べるのは非常に便利な反面、そういった情報はどうしても断片的なもの、網羅性に欠けるものになりがちだ。

全くの素人から不動産投資を始めたいのであれば、ネットで何でも手に入る現代においてもなお、まずは不動産投資について体系的に学べる書籍から入門されることをおすすめしたい。

■全くの初心者でも不動産投資の一通りの知識を一冊で網羅できる

今回紹介する「0からわかる!不動産投資超入門(ソシム株式会社)」は、まさにタイトルどおり、不動産投資初心者が最初の一冊目として手に取るのに適した書籍である。

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本書は不動産鑑定士・不動産投資コンサルタントの浅井佐知子氏が全面的に監修として携わっている。浅井氏といえばAmazonで500件以上の評価を受けている不動産投資本の名著「世界一やさしい 不動産投資の教科書 1年生」の著者である。

そんな浅井氏が本書の監修にあたってこだわったのが「難しい言葉をよりやさしく」「徹底的にわかりやすく」「だけど不動産投資に必要な知識が網羅されていて」「物件選びから購入に至るまで時系列に理解できる」というポイント。

オールカラーでイラストや図表もふんだんに使われており、本文もキャラクターの会話形式で進むためとにかくとっつきやすい雰囲気だ。ただ、こういった初心者向けの不動産投資本だと、スラスラ読める代わりに肝心の中身までふわっとしており内容的に物足りない、といったことも少なくない。だが、本書からはそのあたりも決して妥協をしないという気概が感じられる。

■入門書とは思えないほどの内容の濃さ。それでもあくまで平易な表現、初心者目線で

例えば、「まずは自分に合った不動産投資を選ぼう」という章での不動産投資の種類についての解説。区分マンション、戸建てや一棟アパート・マンションに触れるのはもちろん、REIT(リート、不動産投資信託)や不動産クラウドファンディングといった現物以外の不動産投資についても仕組み、用語の解説や具体的な買い方の手順まで紹介している。

他にも土地には4つの価格(時価、公示価格、相続税路線価、固定資産税路線価)があり、そのうち相続税路線価をネットの「全国地価マップ」を用いて算出する方法、他の3価に換算して方法や土地の形状により相続税路線価に増減の補正が掛かること。

不動産には3つの価格(土地建物の価値から算出する積算価格、利回りから算出する収益価格、相場から算出する比準価格)があり、それらを自分で算出しながらその不動産が高いか安いかを見極めることができることについても言及してある。

他の不動産投資本ではなかなか見かけないような突っ込んだ内容も取り扱っており、入門書とは思えないような情報の充実ぶりだ。それでも、あくまで初心者でも理解しやすいように書かれているため、きっと挫折せずに読み通せるはずだ。

これから不動産投資を始める方はもちろん、すでに不動産投資をやっているけどエイヤッと勢い任せで買ったという人、正直どこか雰囲気で不動産投資をやっているフシがあるという人が改めて学び直しのために本書を手に取るのも良いだろう。

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健美家編集部(協力:Tamaarai(たまあらい))

Tamaarai

■ 主な経歴

地方都市でサラリーマン業、ライター業、大家業の3足のわらじで活動する30代。 趣味は物件と料理のDIY。 特技は人の顔と名前を覚えること。

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※ 記事の内容は執筆時点での情報を基にしています。投資等のご判断は各個人の責任でお願いします。

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